笹原シュン☆これ今、旬!!

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二次大戦の真実1 日本は第二次世界大戦に勝利していた!? 植民地解放の真実とは?

今こそ二次大戦の再評価が必要

 現在コロナの裏で、様々な事態が進行しています。

 

 すでに気づいておられる方は、それを周りの人たちに伝えていると思います。

 

 素直に受け入れてくれる方はいますが、まだまだ少数のようです。特に主な情報源をテレビや新聞に頼っている年配の方々は、聞く耳持たない方が多いです。

 

 みなさんの中にも、お父さんやお母さん、おじいさんやおばあさんに話してみたら、まったく相手にされず、気違い扱いされた方もいるのではないでしょうか。

 

 諸外国と比べても、新聞・テレビに洗脳されている人の割合は、日本ではとても高いようです。

 

 しかしこれらの人たちに粘り強く説得を試みるうちに、私はある事実に気が付きました。

 

 彼らはほとんど全員、今現在に起きていることではなく、今から75年も前に起きた、第2次世界大戦のところで引っかかっているのです。

 

二次大戦で日本は罪を犯したのか?

 彼らは大体次のように考えています。

 

 日本はかつてアジア制覇の野望を抱き、アジア諸国を植民地にしようとして、これを侵略した。この野望はアメリカによって止められ、日本は敗北した。

 我が国は多くの人が死に、国土は焼け野原となった。

 また我々はこの侵略によって、アジア諸国を苦しめ、多くの迷惑をかけた。

 我々はこの行為を深く反省し、我々が苦しめた諸国に賠償しなければならない。

 同時に、日本が2度とこのような過ちを繰り返さないように、政府を監視し、憲法によって、日本が2度と戦争できないようにしていく必要がある。

 

 この考え方を、以下の記事では第2次世界大戦の「基本ドグマ」と呼んでいきたいと思います。

 

 もしもこの「基本ドグマ」が事実であれば、我が国は過去に大きな罪を犯したことになり、その罪を繰り返さないためには、マスコミによって、常時政府を批判し、行動を監視し続ける必要があります。

 

 憲法によって、戦争を放棄し、軍隊を持てないようにして、他国が侵略してくれば、ノーガードで侵略させるがままにしなければならないでしょう。

 

 これは左翼の人たちの考え方とほぼ同じです。

 

 ここまでいかなくても、日本は恥ずかしい国であり、立派な国である西洋諸国を見習って、古い日本の文化は放棄し、進んだ西洋の文化に置き換えていかなければならない、などと考えるようになってしまします。

 

 しかしみなさんすでにお気づきのように、この「基本ドグマ」は、真実ではありません。

 

 どこがどう真実でないのかというと、はっきり言って、ありとあらゆる部分がすべて真実ではありません。

 

 この嘘で塗り固められた、「基本ドグマ」を信奉している限り、マスコミの情報をすべて信じ、事実から目を背け続ける生涯を送ることになってしまうのです。

 

第2次世界大戦の真実とは?

 では真実はどうだったのでしょうか?

 これについてはのちの記事でゆっくり述べさせていただくとして、ここではこれらの真実の背後に横たわる、一つの大きな真実を確認しておきましょう。それは、

 

「日本は第2次世界大戦に勝利した」

 

という真実です。

 

2次大戦の戦争目的とは?

 そんなばかな! 連合艦隊はすべて撃沈され、日本の都市は連日空襲を受け、最後は広島と長崎に原爆を落とされて、日本はアメリカに無条件降伏したじゃないか、って。

 

 確かにそれは事実です。

 

 しかし戦争には、そもそもそれによって実現するはずだった目的があります。

 

 この戦争目的を実現するために、軍事力を用いて他国と戦うのです。そして戦争目的を実現した国が、戦争における勝利をおさめたということになります。

 

 例えば領土紛争であれば、お互いの国がある地域を自国の領土であると主張し、戦争を行って、どちらかの国がその地域の領有に成功すれば、その国が勝利ということです。

 

 戦争目的の実現、すなわち戦争における最終的な勝利は、個々の戦闘の勝敗にだいたい一致しますが、まれに一致していないこともあります。

 

 それでは第2次世界大戦における日本の戦争目的は何だったのでしょうか。

 

 「基本ドグマ」を信奉している人なら、

 

アジア諸国を侵略し、植民地として支配して、自国の勢力を拡大するためだ。

 というでしょう。

 

 しかしこれは全く違います。

 

 そもそもこんな目的のために、一丸となって、最後の最後まで戦い抜く国民がどこにいるのでしょうか?

 

 今の中国を見てください。習近平は中華帝国の復興を提唱し、経済力、軍事力を用いた世界制圧を目指しています。

 

 しかしアメリカの圧力を受け、国内は動揺し、共産党の指導部や富裕層の人たちはおろか、一般の人たちまで、国外に資産を移し、国外脱出を図る有様です。

 

 日本は二次大戦開戦前に、同様の圧力をアメリカからかけられましたが、びくともしませんでした。開戦後、戦況が思わしくなくなり、連日空襲を受けるようになっても、国外に脱出しようと考える国民は、ついに一人もいませんでした。

 

 なぜ日本人は、無条件降伏のその日まで、どんな困難に陥っても、一致団結して戦い続けることができたのでしょうか。

 

 それは日本にはこの戦争の目的となる「崇高なる大義」があったからです。

 

 その大儀とは、「植民地の解放」です。

 

西欧諸国による植民地の分割

 17世紀に起きた産業革命以来、西洋諸国は、アジア、アフリカ諸国の植民地化を進めていました。

 

 19世紀末の時点で、この植民地化はほぼ完了し、植民地として分割されていないのは日本とタイだけというありさまでした。

 

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 ここで日本は明治維新を断行し、富国強兵を成し遂げて、自国の領土を西洋諸国からの植民地化から守ることに成功します。

 

 日露戦争で、西欧の一角であるロシアに勝利し、日本は自国の防衛を盤石にしました。

 

 ここで植民地分割は一段落します。

 

 次に起きた第一次世界大戦は植民地を持つ西欧諸国同士の戦いでした。分割されていない植民地がなくなったので、あとは植民地をすでに持っている他国から奪い取るしかなかったわけです。

 

 第2次世界大戦においては、日本はドイツ・イタリアと同盟を組んでいました。

 

 ドイツとイタリアは、第1次世界大戦で敗北を喫し、植民地を取り上げられていた国でした。この2国の二次大戦における戦争目的は、1次大戦のリベンジと、新たな植民地の獲得です。

 

 しかし日本の戦争目的はこれら2国とは全く異なっていました。

 

大東亜共栄圏の理想

 日本はそれ以前に行われていた西欧諸国による植民地支配に深く心を痛めていました。

 

 そして自国の防衛を盤石なものとした日本は、すでに植民地にされているアジア諸国を、西欧諸国の手から解放しようと試みたのです。

 

 具体的には、まず植民地にされている国々に攻め込み、宗主国たる西欧諸国を追い出します。

 

 その後それらの国々を援助し、独立国家としたうえで、対等な立場で外交を樹立し、同盟を結び、アジア地域でともに助け合って繁栄していこうとしたのです。

 

 これが「大東亜共栄圏」の思想です。

 

 日本は、西欧諸国が行っている、支配・被支配による搾取の関係を終了させ、対等な国家同士が友人としてともに助け合っていける世界を実現しようとしたのです。

 

 日本はこの理想を掲げ、アジア諸国を欧米の植民地から解放するために、ただ一人、世界中を敵に回して戦い抜きました。

 

 日本国民一人一人が、この理想を理解し、その実現を心から願っていたため、誰一人逃げ出すことなく、世界を敵に回して戦い続けることができたのです。

 

 対する西欧諸国は、これが実現してしまうと、自分たちの植民地が取り上げられ、さらにほそれまで植民地で行った悪事がすべて明るみに出てしまうため、必死に抵抗し、日本をつぶしに来たわけです。

 

 さらには最後に残ったアジアの非植民地国である日本を制圧し、植民地の分割を完成させて、アジア、アフリカ全域を植民地として支配するという目的のもとで、2次大戦を戦ったわけです。

 

 これらすべての西洋諸国を敵に回し、日本はただ一国で、国民一丸となって最後まで戦い抜きました。

 

 しかしさすがに敵が強大でかつ数が多すぎたため、ついに日本は力尽き、アメリカに無条件降伏を行うことになります。

 

植民地解放を達成した日本

 それでは終戦後の世界はどうなったのでしょうか。

 

 終戦直後から、アジアにおける植民地の独立が相次ぎ、その後60年代に入るとアフリカ諸国が欧米の植民地から独立するようになっていきます。

 

 詳しい経過についてはのちの記事に譲るとして、ここでは最終結果だけを確認しておきましょう。

 

 第2次世界大戦直前では、日本及びタイ以外のすべてのアジア・アフリカ諸国が、西欧諸国の植民地となっていました。

 

 現在では植民地になっている国は一国も存在しません。

 

 植民地解放を目的として戦った日本は、降伏し、占領されましたが、世界中のすべての植民地の開放に成功しました。

 

 すべての国を植民地として支配することを目的として戦った西欧諸国は、日本を倒すことには成功しましたが、その後すべての植民地を失い、国力を大幅に減退させました。

 

 さて、それでは、この戦争に勝利したのは一体どちらでしょうか?

 

日本は第2次世界大戦に勝利した

 もうおわかりですね。

 

 所期の戦争目的を達成し、第2次世界大戦で最終的に勝利したのは日本です。

 

 日本は、自らを犠牲にし、世界中の国々を植民地支配の魔手から救った、偉大なる勇者なのです。

 

「基本ドグマ」の解除を試みよう

 待ってくれ、そんな話始めて聞いたぞ、そんなこと考えたこともなかった、という方が多いと思います。

 

 それこそが、新聞・テレビなどのマスコミによる洗脳の結果です。

 

 アメリカは占領開始直後から、日本国内のマスコミを総動員してキャンペーンを行い、これらの真実を隠蔽しました。それこそ必死のキャンペーンでした。

 

 なぜなら、もし真実が知られてしまうと、自分たちが何百年間行ってきた悪事がばれてしまうからです。

 

 そのアメリカの必死の工作によって作り上げられた幻想こそが、2次大戦の「基本ドグマ」です。

 

 この「基本ドグマ」を信奉している人たちは、そもそもの最初からマスコミによって洗脳されているため、現代においても繰り返し行われているマスコミの洗脳を、疑問なく受け入れ、それに従う傾向にあります。

 

 しかしこの「基本ドグマ」の解除に成功すると、驚くほどあっけなく洗脳が解け、現代で行われている真実をもしっかりと把握できるようになります。

 

 みなさんも現在行われている事実について、聞く耳を持たない家族がいたら、ぜひこの2次大戦の話をしてみてください。驚くほど簡単に、洗脳が解けていくのを感じるはずです。

 

 この記事ではざっと概観を眺めてみましたが、次回からの記事でその一つ一つの部分をしっかり説明していきたいと考えています。