笹原シュン☆これ今、旬!!

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大覚醒11 引き寄せの法則の秘密。世界を創造する神の力の真実とは!?

引き寄せの法則

 多次元世界の法則の中で、現在もっともよく知られているのは、「引き寄せの法則」と呼ばれる法則でしょう。

 

 これは心に強く思い描くことによって、思いを現実化させるという法則です。

 

 これはまさにその通りです。しかし、この法則の発動には複数の要因が絡んでおり、発動に際しても、いくつかの注意が必要です。

 

 まずこの法則の背景にあるのは、神の持つ創造の力です。

 

神の能力「全知全能」

 神は全知全能であるといわれます。まぁ、この世界自体が神の一部ですので、これは当然であるといえるでしょう。

 

 全知に関しては、ご自身の体の一部に注意を向けることによって、世界のすべてのことがわかるわけです。

 

 全能に関しては、神がその思いを実現させることによって達成されます。思い描いたイメージがそのまま現実化する感じですね。

 

 魂は神の似姿ですので、当然神のこの力も、小規模ながら、我々のうちに、備わっています。

 

 霊界にいるとき、魂は、小規模な全知全能状態にあります。

 

 もちろん神ご自身のように、多次元世界のすべてを把握しているわけではありません。しかし、魂は自分が注意を向けたことはすべて知ることができます。

 

 ここでどこまで注意を向けることができるか、というのが、霊格に直結しているわけです。

 

 また、魂が心にイメージしたものは、即座に現れます。想像できるものはすべて実現するというわけです。霊界においては、想像力=創造力となっているわけです。

 

 3次元における創造の力

  3次元も多次元世界の一部ですので、そこにいる魂はもちろん、イメージによる創造の力を発揮することができます。ただし、この力には大幅な制限がかけられています。

 

 3次元の物質は、エネルギー密度が高いので、心に描いたものをいきなり目の前にドカーンと出すのは、ほとんどの人には無理です。最大MPが足りません。

 

 その代わり、欲しいものがあれば、材料をとってきて自作したり、誰かが作ったものを買ったりして手に入れるわけです。

 

 この手続きの間も、欲しいものは魂によってイメージされ続けており、それに3次元における、作ったり買ったりする行動が加わって、最終的に目の前に欲しいものが現れるわけです。

 

 この間はかなりのタイムラグがあります。

 

 さらに、自作するためには制作スキルを上げなければなりませんし、買おうと思っても、完全に細部まで自分の欲しいものと同じものがなかったり、高くて買えなかったりするわけです。

 

 その場合は、製作できる人に注文したり、買うためのお金を稼いだり・・・なんて作業が間に入ってしまいます。

 

 たしかに想いは現実化するが、想いが実現するまでに、時間と労力がかかってしまう、というのが、3次元における設定だというわけです。

 

想いは現実化する

 では、3次元において、魂の持つ創造力を発揮し、自分の思いを実現していくためにはどうすればよいのでしょうか。ポイントは3つあります。

 

1.できる限り明確にイメージを描き、それを持続する。

2.イメージを保持しながら手を動かす。何らかの行動をする。

3.守護霊、指導霊などの高次元存在との協力を密にする。

 

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 1の、イメージですが、これは「映像」によって描かなくてはなりません。「言葉」ではだめです。

 

 心の中に映像を思い浮かべ、それを動かす能力、すなわち想像力こそが、我々が神に与えられた創造の力です。

 

 神は想像できるものをすべて創造することができます。この力は我々にも備わっているというわけです。

 

 一生懸命「○○になれますように」なんて言葉でお願いしてもダメです。そうではなくて、自分が○○になったシーンをありありと映像で心の中に思い浮かべ、そうなったときの周りの人々とのやり取りや、それをやっていく上で生じる様々な感情までをも、心に思い描くのです。

 

 それがリアルであればあるほど、思いはリアルに近づいていきます。

 

 しかもそれを一瞬で忘れて、ほかのことを考えていてはいけません。起きている間、それをずっと思い浮かべ続け、片時も忘れることがない、そんな状態になると、その思いの実現は間近になってきます。

 

 「○○がほしい」など、実現に数時間で済む願望もありますが、「○○になりたい」、のように、実現に数年から場合によっては数十年かかる願望もあります。

 

 願望が実現するまで、心の中のイメージを抱き続けることができるかが勝負です。

 

 このようにして3次元においては、すぐにイメージが実現してしまう霊界では決してできない、イメージの持続トレーニングを行っているのです。

 

 また2の行動するということですが、3次元では基本的にイメージだけで何もしないと、何も実現しない設定になっています。

 

 イメージができた段階で、イメージと現実の間にはすでに引き合う力が生まれています。しかしその間に様々な障害物が散らばっている感じです。

 

 何らかのアクションを行うことで、この障害物が次々に取り除かれていき、どんどんイメージがあなたの目の前に近づいてくるということです。

 

 3の守護霊や指導霊の働きについては、私の以前の記事で詳しく解説しています。 

 

shunsasahara.com

 

 上の記事でも述べましたが、守護霊との連携がうまく取れていると、あなたが描いたイメージを実現すべく、守護霊が裏で話をつけてくれるようになります。

 

 これは特に人間関係で有効です。

 

 何か事業を始めたいと思って強くイメージすると、守護霊、守護天使たちがあなたの事業に必要で、あなたに協力したいと思っている人を探し出し、守護霊同士で話をつけてくれます。

 

 あなたが求人を出せば、その方々がそれに応募してくれるようになり、あなたの事業はあっという間に必要な人材を得て回り始めるというわけです。

 

 また、生まれる前に予定されていたパートナーを探すときにもこれは有効です。

 

 あなたが強く願い、明確なイメージを心に描くと、守護霊たちが予定されていた相手に話を通して、あなたに引き合わせてくれるというわけです。

 

 そのほかにも、住みたい家を明確にイメージできていると、それを探し出してあなたの目に留まるように、ネット検索の上位に表示したりしてくれます。

 

 明確な映像イメージ、3次元における行動、守護霊のサポートの3つを併用すれば、あなたの実現してほしい未来を、スムースに引き寄せることができるようになるわけです。

 

 3次元においても、4次元以降の世界と同じように、想像力による創造機能は働いています。しかし4次元以降と違って、それを実体化するためには、自由意志に伴う行動と、実現のための時間が必要というわけです。

 

 そして実体化が実現する前に、意志を途切れさせると、結局それは3次元において実体化しないということになってしまいます。

 

 引き寄せの法則は、その行動を少なくし、時間を短して、確実に実体化する方法に過ぎないというわけです。

 

因果の理法の影響

 しかし、あなたが引き寄せの法則を使って、願望を実現しているときでも、前記事及び前々記事で述べた、因果の理法は働いていることを忘れてはなりません。

 

  引き寄せの法則は強力ですが、引き寄せた結果は、カルマ的には、通常の手段で入手したのと同様にカウントされます。

 

 例えば、他人が持っているものを欲しいと願い、それが結果的にあなたの手元に引き寄せられても、それは他人の物を奪ったとみなされます。

 

 あなたはいずれ、自分の大事なものを奪われることになります。

 

 極端な例では、憎んでいる人を、想いの力によって、〇したり、体調を崩させたりすることもできます。いわゆる呪いというやつです。

 

 しかしこの場合は、通常の〇害、および相手に対する危害と同じにカウントされ、あなたはいずれ同じように、〇害されたり、危害を加えられたりするようになります。

 

 想像したことは何でも実現させることはできるのですが、それによって他人に危害を加えたり、他人の自由意志を妨げたりした場合には、相応の報いを受けることになるわけです。

 

 引き寄せの法則を使用する際は、動機が純粋なものであるかどうか、それが実現することが他者のためになるかどうかを、チェックしながら行うことが重要です。

 

DSによる引き寄せの悪用

 意志による創造の力は、神によってすべての魂に与えられた、大いなる贈り物です。

 

 これをうまく使えば、あなたの人生は喜びに満ちたものになります。

 

 しかしDSは、この力を逆用して、魂を高次元世界から切り離し、3次元の牢獄に閉じ込める手段として活用していました。

 

 詳細については後の記事で述べさせていただきますが、DSは社会システムをいじり、教育システムを改変して、人間が生まれたのちに、幼少時代から様々な圧力がかかるように仕組んでいました。

 

 まだ幼い子供の魂は、あまりにも自分の思い通りにならないことが多すぎ、そのたびに圧力を加えられて、意志が曲げられてしまう事態を何度も体験することにより、

 

「世の中は自分の思い通りにはならないんだ」という誤った思想を植え付けられてしまうわけです。

 

 大人になった後も、この考え方が残ってしまい、世界が自分の意志とは関係なく勝手に動いていくものであると思い込んで人生を送っていくことになります。

 

 こうなってしまうと、人々は、自分自身の創造の力を、自分自身で封印し、それを行使せずに、DSが勝手に定めたルールに自分自身を合わせていくことになります。

 

 この呪縛を打ち破るのは、われわれ一人一人の意志の力です。

 

 神から創造の力を分け与えられたわれわれは、自分自身の力で自分の世界を創造し、思い通りの世界を出現させることができるのです。これを忘れずに、意志の力を行使していってもらいたいと思います。

 

 

世界線の移動

 以上に挙げた、引き寄せの法則、魂による創造の力には、例外規定が一つだけあります。

 

 『アラジンの魔法のランプ』で、どんな願いもかなえられるランプの精霊が、できないことが一つだけありましたね。覚えていますか。それは、

 

 「他人の心は変えられない」というものでした。

 

 あなたを嫌う人に対して、あの人が私を好きになってほしい、と願っても、それはできない、ということです。

 

 これは魂が複数存在することによる、必然的な例外規定といえます。

 

 全能の力を持つ存在が複数存在する時、その意志どうしがバッティングしたらどうなるだろうか、ということです。

 

 魂にはそれぞれ自由意志が備わっています。また、世界を創造し、自分の思い通りの世界を作り出す力も備わっています。この2つがバッティングした時には、自由意志のほうが優先されます。

 

 Aさんが、Bさんが自分を好きになってくれる世界の出現を願っても、Bさん自身の意志が、Aさんを嫌っていれば、Aさんの願いによって、Bさんの意志を変更させることはできない、ということです。

 

 たとえば、あなたが会社で、同僚たちから冷たい仕打ちを受けていたとして、彼らが私にやさしくしてくれますように、と願ってもそれはかなえられることはありません。

 

 では、この状態を回避することは不可能なのでしょうか。

 

 そんなことはありません。この場合は、引き寄せの法則は無効ですが、別の手段で回避することが可能です。

 

 それが、世界線の移動です。

 

 3次元の世界では、空間は固定されていて、時間は過去から未来に一方通行で流れているように見えますが、本来時間と空間は流動的なものです。

 

 あなたがいるこの世界以外にも、多数の同じような世界が並行して存在し、それぞれの世界が世界線と呼ばれる一本の時空の流れを構成しています。

 

 世界線は無数に存在し、すべての魂は、自由意志によって、この世界線を移動することができるわけです。

 

 我々は瞬間瞬間で自由意志による世界線の移動を実行し、無意識のうちにいろいろな世界線を飛び回っています。

 

 あなたが今いる世界線では同僚たちは自由意志に基づいて、あなたに冷たい仕打ちをしていますが、無数に存在する世界線のどこかに、彼らが自由意志に基づいて、あなたにやさしく接する世界線も存在します。

 

 その世界線に飛ぶことができれば、彼らの自由意志に干渉することなく、彼らのあなたに対する態度を変えることができるというわけです。

 

 世界線の移動に必要なのは、あなた自身の自由意志による選択です。

 

 しかし、飛んだ先の世界線と、あなたの魂の状態との整合性がとれていなければなりません。

 

 先ほどの例では、同僚たちがあなたに冷たい仕打ちをするのを、あなたが嫌がり、同僚たちに対して恨みや憎しみを抱いている状態では、あなたは、彼らがあなたにやさしく接する世界線に飛ぶことはできません。

 

 もしも仮にこのまま世界線の移動を実現したとすると、彼らがあなたにやさしく接しているにもかかわらず、あなたは彼らに憎しみを抱いてしまっていることになり、魂の整合性が取れなくなってしまうからです。

 

 この時必要なのは、愛と許しです。

 

 あなたが心の底から同僚たちを許し、彼らの心情を理解し、彼らを愛した時に、それは起こります。

 

 この世界線において、彼らがあなたに冷たくしているにもかかわらず、あなたが彼らに愛の思いを持つ状態が、今度は逆に整合性が取れないことになり、あなたはこの世界線から弾き飛ばされます。

 

 とんだ先はあなたの心と整合性が取れている世界、同僚たちがあなたにやさしく接する世界である、というわけです。

 

 この世界線の移動は、同じような意志を持った人々の間で集団的に起こることもあります。

 

 じつは、この集団による世界線転移こそが、この地球が次元上昇を果たすためのカギとなる現象なのです。

 

 これについては、ツイッター において、2021年5月12日に、ある事件が起きました。

 

 私のツイッターを見ている方はご存じかもしれませんが、このとき、集団による世界線転移と、その証拠となる痕跡が次々に明らかとなり、この現象の大まかな輪郭が浮き彫りにされていくこととなったのです。

 

 次の記事では、この2012年5月に起きた集団による世界線転移を取り上げ、世界線とは何か、ひいては、時間と空間とは何か、という話をしていきたいと思います。