水による配電システム
前記事でタルタリア文明において、大聖堂がフリーエネルギー発電所の機能を果たしていたということを述べました。
それでは、大聖堂で発電された電気は、どのようにして、各家庭や施設に配電されていたのでしょうか?
もちろん無線による配電システムもあったようです。しかしそれは近距離及び小電力の場合です。家庭内における配電などに使われていたものと思われます。
タルタリア文明において、大電力を各都市および農園や工場へと配電していたのはなんと「水」なのです。
水の結晶構造の変化
現在においても、水に様々な言葉をかけたり、音楽を聞かせたりすると、その結晶構造が変化することが知られています。
上図はモーツァルトやジョン・レノンの曲を聞かせたり、ありがとうなどの言葉を聞かせた時に水の結晶構造がどう変化するかを示しています。
いい言葉を聞かせると、結晶がきれいに整い、汚い言葉を聞かせると結晶が乱れるのがわかります。まるで水が言葉を理解しているかのようですね。
このような音による水の結晶構造の変化については、日本の江本勝氏が詳しく研究しています。興味のある方は氏のご著書をご参照ください。『水からの伝言』『水は答えを知っている』など、多数あります。
タルタリア文明においては、このような水の性質が詳しく解明されており、特定の音色の音や音楽を奏でることで、水の結晶構造を変化させ、水に様々な特性を付加することに成功していました。
このような、音楽によって結晶構造を整えられ、特性を付与された水は、「活きた水」と呼ばれていました。
大聖堂には必ず水路が接続していました。この水路に蓄えられた水は、大聖堂に付属していた鐘の音や、パイプオルガンによる音楽によって、活きた水となっていました。
タルタリア様式の教会(?)には、ほとんどといっていいぐらい鐘がついています。この鐘は水を、電流を含む事のできる結晶構造に変化させるために用いられ、その効果を持続するために、朝・昼・晩と、定時に鳴らされていたようです。
さらに、大聖堂にはパイプオルガンが付属していることがよくあります。これはもちろん、水を活きた水に変化させるために装備されていたものです。
鐘が水のもつ結晶構造の一つしか実現できないのに対して、パイプオルガンは、特定の音楽を演奏することによって、当時知られていたありとあらゆる結晶構造へと水を変化させることができる、万能の、活きた水製造装置だったわけです。
この活きた水に電気を流すと、水の結晶の内部に電気を蓄え、それが次々と伝搬されていき、水路が接続する限り、どこにでも電力を送ることができたようです。
以前ご紹介したこの写真を見ても、手前の噴水の水が光り輝いており、水自体にしっかり通電されているのがわかります。
タルタリアの夜はあらゆる水路が光り輝き、全土で美しい夜景が見られたものと思われます。
これはあくまで、水が電流を内包する構造になるということであり、水に直接電流を流すわけではないので、電気を蓄えた水を触っても感電するようなことはなく、普通に水として利用することもできたようです。
変電所として使われていたスターフォート
タルタリア帝国の版図は、あらゆる地域が川や湖、運河などの水路でつながれていました。これは水利や水運に加えて、あらゆる場所へと電力を供給するエネルギーネットワークでもあったのです。
また、要所要所に建設されたスターフォート(星形城塞)は、電力の中継基地、今でいうところの変電所の役割を果たしていたようです。
スターフォートの周りには、必ず水路があります。
水がこの形に流れ、流れる水に特定の音波の振動を与えることで、水の結晶構造を整えたり、水分子に内包された電力を取り出したりすることができたようです。
塔、オベリスク、赤煉瓦の建物は蓄電のためのコンデンサー
各地に立っている塔や赤レンガ倉庫は、電力を蓄積するコンデンサーの役割を果たしていたと思われます。
灯台は海辺に立つ塔の一種です。
赤煉瓦の倉庫はたいていが水辺に建っています。
これらはある種の音波を使って、水によって伝えられた電気を取り出し、自らの内部に蓄電して、周りの家屋や施設に電力を配給する役割を持っていたものと思われます。
また各地に立っているオベリスクも蓄電の役割を担っていました。
こちらは必ずと言っていいほど、上部にアンテナが立っていますので、蓄電した電気を、無線によって周りの建造物に配電する役割を果たしていたものと思われます。
活きた水の活用法
音波によって結晶構造を整えられた「活きた水」には、電力を伝える以外にも、様々な利用法がありました。これらうちのいくつかをご紹介したいと思います。
植物の育成
活きた水を用いると、通常の水に比べて極めて効果的に植物を育成することができました。活きた水を用いた農場は、タルタリア国内の随所に設置されていました。
例として、イギリスのダービーシャーにあるチャッツワースハウスを見てみましょう。
これがチャッツワースハウスの中心となる建物です。水路に囲まれ、90メートルまで吹き上がる巨大な噴水があります。
これは19世紀に書かれた絵画です。チャッツワースはこの建物を中心に、広大な農場となっていたようです。
中心の建物はエネルギープラントだったようです。農場全体に張り巡らされた水路には、随所に「カスケード(cascede)」と言われる施設が備え付けられていました。
こんな感じの階段状の滝です。このカスケードは一段一段すべて高さが異なっており、流れ落ちる水の音が変わるようになっています。
水がカスケードを流れ落ちる際に、様々な音色を発し、その音波によって結晶構造を変化させて、植物の生育に最適な結晶構造の活きた水となり、農場全体を潤していたようです。
活きた水を用いた病気やけがの治療
活きた水は、病気やけがの治療にも用いられていました。
下の写真は、19世紀後半に現存したスメドリーという人物の開いた水治療院です。
この時代はマッドフラッドの後の時代なので、この水治療院は本来の能力をすべて発揮しているとはいいがたい状態のものです。
しかし、旧文明時代の病気の治療法を垣間見る契機としては十分です。
施設内は数百人の患者が泊まり込みで治療を受けられるようになっており、大浴場や、小さな浴槽、寝椅子などが多数設置され、様々な結晶構造の活きた水や電流によって、病気を治す設備が整っていたようです。
フリーエネルギーで稼働する大工場
ヨーロッパ各国でお城として使われているものは、当時はフリーエネルギーで稼働する工場だったようです。城の周りには必ずと言っていいほど堀がめぐらされ、水が供給されていますが、あれは、防御のためではなく、電力供給のためだったということです。
これについては、後の記事で詳しく述べていきたいと思います。
以上の内容については、下の動画をはじめとするエンドゥ先生の一連の動画を参考にさせていただきました。
エンドゥ先生、どうもありがとうございます。
DSによる旧文明の施設の封印
以上のような旧文明の優れた技術は、タルタリア文明を滅ぼしたDS(ディープステート)にとっては、何としてでも封印したい技術となっています。
特にフリーエネルギーとその利用法、活きた水とその使用法については、トップシークレットとなっているようです。
ネットで「江本勝」『水からの伝言』を検索してみましょう。これらがうそだ、という記事が山のように出てきます。これらの事実は逆に江本氏の研究結果の正当性を恐れるがゆえに、DSがそれを封印しようとする試みのように、私には見えます。
タルタリア文明は滅亡しましたが、その痕跡となる建造物は、現在でも世界各地に残っています。
DSはそれらを本来の用途とは別の用途に用い、本来の用途を巧妙に隠しているのです。
フリーエネルギー発電所は、エーテルエンジンを抜かれ、共振器をステンドグラスで埋められ、鐘を外されて、大聖堂として使用されていることは前記事でのべました。
また大聖堂や、スターフォースの周りの水路は埋められ、水は抜かれ、本来の機能を果たせないようにされています。
本文で上げたチャッツワースハウスなどの大農場は、DS貴族の邸宅として使われているようです。チャッツワースハウスには、デヴォンジャー公爵が居住しており、農園は、彼の個人所有の庭園として用いられています。
多くの人々が利用する農場を、個人で独占して邸宅にしてしまうというのは、いかにもDSらしい発想ですね。
大工場は、やっぱり国王や貴族の宮殿として使われています。これも同じような発想ですね。
水治療については、施設そのものはマッドフラッドの後にも各地に残っていたようですが、活きた水が使えなくなったため、効果が激減し、単なる温泉やスパとして用いられているようです。
活きた水を使えない水治療はほとんど効果がなくなってしまうので、医学によっても、その効能が否定され、湯治に近い扱いにされてしまったというわけですね。