笹原シュン☆これ今、旬!!

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医療の真実15 日本民族を従順な奴隷にしろ!? GHQによって主導された塩抜きの真実とは?

塩抜きの刑

 DSによって手を加えられた、人間にとって必要不可欠な飲食物の第2弾は、塩です。

 

 最近は、塩を取りすぎると高血圧になる、などといって、減塩した調味料や、塩分控えめの料理がもてはやされているようです。

 

 しかし、本当に塩分を取りすぎると体に悪いのでしょうか。逆に塩分が不足することによる体調不良はないのでしょうか。

 

 江戸時代には実際に、拷問の一環として「塩抜きの刑」が行われていました。

 

 なかなか口を割らない罪人に対しては、牢に入れて、まったく塩気のない食事をとらせました。

 

 こうすると、一週間ぐらいで、心身ともにへなへなになって、意志力が弱くなり、気力が失せてくるそうです。

 

 そこであらためて拷問をやると、この間まで頑として口を割らなかった罪人が、あっさりと自白してしまったそうです。

 

 この塩抜きの刑は、1930年代のアメリカで、実際に人体実験が行われています。

 

 それによると、塩抜き3日目ごろから、食欲不振や冷や汗をかくなどの症状が出始め、5日目になると、どうにもならない倦怠感を覚えるようになり、8日目には筋肉のけいれんが止まらなくなったそうです。

 

 現代でも、断食をやる人の間で広く知られていることですが、断食開始から3~5日経つと、食べ物よりもまず、塩が欲しくなるそうです。

 

 塩をなめたいという強烈な衝動が襲ってくるということです。

 

 こんなかんじで、塩分は、取りすぎよりもまず、不足のほうが、人体に及ぼす影響が強いといえると思います。

 

GHQ の陰謀

 話は太平洋戦争直後にさかのぼります。

 

 対米戦争は、とりあえず日本の無条件降伏で終了を迎えましたが、戦時中の日本軍や、民間兵士のあまりの強さに辟易したアメリカは、

 

何とかして、日本人を弱体化させようと画策します。

 

 そこで日本を占領することになったGHQ は、さまざまな施策に加えて、日本人全体を「塩抜きの刑」に処すことを決めたのです。

 

 日本人全員を塩抜きにすれば、アメリカに反抗する意志を失い、へなへなな、クラゲのような国民になるだろう、ということです。

 

 まずは、塩分が豊富に含まれる日本食をできるだけ取らせないよう、さまざまな宣伝が行われました。

 

 みそ汁は1日1杯にしようとか、パンや牛乳、肉を食べよう、などといったキャンペーンを全国規模で行います。

 

 学校給食をパンと脱脂粉乳にし、子供のころから、洋食を食べるように洗脳します。

 

 これと同時に、塩分を取りすぎると高血圧になる、日本人は塩分を取りすぎているので、脳卒中で死ぬ人が多い、と宣伝し、

 

 医学の分野で、大々的な減塩キャンペーンを行いました。

 

 これらが功を奏し、日本人の食生活は大幅に変化し、パンや牛乳、肉を中心とする洋食が浸透し、

 

 日本人の塩分摂取量は劇的に低下していきました。

 

 それとともに、あれだけ強かった日本人は覇気を失い、罪悪感にさいなまれた従順な羊へと変貌していくのです。

 

塩分摂取量のからくり

 アメリカは、医療機関に手を回し、一日の塩分摂取量の制限を決め、それを周知させることで、日本人を塩分不足に陥らせようとしました。

 

 そのからくりは簡単です。

 

 前記事で述べたように、日本の水は軟水で、塩分が含まれていません。

 

 それに対して欧米の水は硬水なので、水の中に多量の塩分が含まれています。

 

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 欧米の塩分摂取量基準は、もちろん降水中の塩分を除いた、水以外に摂取する塩分の量なので、

 

それを日本人にも適用すれば、自動的に塩分不足となるのです。

 

 具体的には、1950年当時の一日の塩分摂取基準量は10gです。今ではこれはだいぶ引き下げられて一日6gとなっています。

 

 6gというのは、みそ汁一杯に含まれる塩分量とほぼ同じです。

 

 実際にはこんな厳しい基準は誰も守ることができませんので、1950年当時の日本や欧米諸国の塩分摂取量は15g程度でした。

 

 本当に人間が、一日に必要な塩分摂取量は大体20~30g程度と思われます。

 

 欧米諸国では、食物から摂取する塩分15gに加えて、硬水中の塩分が10g程度ありますので、合計で25gとなり、十分な塩分量となります。

 

 しかし日本では、水の中に塩分が含まれていませんので、食物中の塩分15gだけでは不足となり、自然に塩分欠乏症になるわけです。

 

 日本の医師は、欧米の医学を信奉し、そこで決められた基準を疑うことがありませんので、こういったからくりで、日本人だけを塩分不足にすることができたのです。

 

 

塩の専売システム

 わが国では、塩は長らく専売制をとられていました。塩の販売を国家が独占する制度です。

 

 専売制の歴史自体はとても長く、1905年、日露戦争の戦費調達のため、塩の販売を国家が独占したのが始まりです。

 

 これ以来、専売制のシステム自体は、さまざまな変遷を遂げてきましたが、

 

塩の製造法自体は、基本的には、海水を塩田で濃縮し、それを煮詰めて作る自然塩製法でした。

 

 この製塩法に大きな変化が現れたのは、1966年のことです。

 

 この年、従来の製法とともに、イオン交換膜法という、工業的方法で「塩化ナトリウム」を作る方法が、製塩に導入されたのです。

 

 海水を煮詰めて作る自然塩は、確かに塩化ナトリウムが主体ですが、それ以外にも、塩化マグネシウム(にがり)や、硫酸マグネシウム、硫酸カリウム、塩化カリウムなど、さまざまな塩類が含まれています。

 

 これらの微小な塩類は、体内における塩化ナトリウム、ひいては水分の吸収を助けているのです。

 

 しかしイオン交換膜法で作られた食塩は、塩化ナトリウム100%であり、吸収を助ける他の塩類が入っていないのです。

 

 そしてついに1971年、日本で販売される塩は、イオン交換膜法で興行的に生産される100%の「塩化ナトリウム」のみとなってしまいました。

 

 この変化に伴って、古来から延々と続いていた日本の塩田は、すべて廃止となってしまいます。

 

 100%塩化ナトリウムは、日本専売公社(当時)より、「食塩」の商品名で売り出されました。

 

 商品ラインナップはなんと2つだけです。

 

 1kgの袋入り食塩と、

 

 

 

100gの瓶入り食卓塩です。

 

 

 年配の方は、ご記憶に残っている方も多いと思います。

 

 DSは、国民にこの2つの人造塩を使うことを強制することによって、天然塩に入っているカリウムやマグネシウムなどのナトリウム以外の塩類を不足させ、水分の吸収を妨げ、

 

さらには、日本の食事の味を低下させることに成功しました。

 

90年代に入ると、減塩の大キャンペーンを張り、これを真に受けた日本人は、ますます塩分の摂取量が不足するようになっていきます。

 

 

熱中症の謎

 この、塩分の不足による、体への水分の吸収率の低下の効果が如実に表れたのは、ちょうど同じころから爆発的に増えていった熱中症です。

 

 確かに昔から、夏の直射日光に当たって、子供や女性が倒れることはたまにあり、それは「日射病」と呼ばれていました。

 

 もともとこの日射病の名称を変えたのが「熱中症」ですが、日射病の時代は、体力のない女性や子供がほとんどだったのが、

 

 90年代中頃から、爆発的に増えた熱中症では、大人や、スポーツをやって体力のある男性も、普通に倒れるようになりました。

 

 これは、単に体力の問題というよりも、塩分の不足によるナトリウム欠乏症であると考えたほうがいいでしょう。

 

 

体の二酸化炭素をはき出すのには、赤血球と血中のナトリウムが重要な役割をはたしていて、ナトリウムが不足すると汗を止めて熱が体内にこもるそうです。

 

さらにナトリウムは、脳から体に電気信号を送る際にも必要不可欠で、

 

ナトリウムの不足によって、体に熱がこもり、体が動かなくなる、熱中症が、発生していると考えられます。

 

 

高血圧の基準

 塩分の取りすぎが引き起こすとされるもうひとつの症状に、高血圧があります。

 

 高血圧になると、脳出血や脳溢血、動脈硬化を起こしやすいとされ、血圧の基準値を超えると、医師が投薬治療を開始します。

 

 しかし、この高血圧の基準値は、年代とともに大きく変化しています。

 

 80年代までは、高血圧の基準は、年齢+90とされていました。

 

 この基準は、1987年に厚生省(当時)が、180/100mhg という統一基準を定めたのを皮切りに、どんどん下がっていきます。

 

 その後この基準は、WHOや、日本医師会、循環器額会、各種検診などで基準は変わるのですが、

 

 おおむね2000年前後に 160/100mhgとなり、2024年4月には、ついに、75歳以上が 140/100mhg、75歳未満が130/90mhg となりました。

 

年齢+90の時代には、高血圧と診断されるのは、全人口の3~4%に過ぎませんでしたが、

 

2024年の基準では、全人口の30%以上、日本国民のうちじつに3500万人以上が、高血圧と診断されることになってしまったのです。

 

この背景にあるのは、DS医療機関が、高血圧の対象者を増やし、片っ端から薬を処方して儲けようという考え方と、

 

国民に減塩を徹底させ、最終的には国民全員を塩抜きの刑にして、文句を言わない従順な奴隷にしようという、思惑と思われます。

 

今後の展望

 塩の専売制は、1997年に廃止されました。

 

 この背景には、日本人の食に対するこだわりがあります。

 

 すでに述べたように、当時の塩は、専売公社の作る100%塩化ナトリウムだけであり、水は、蛇口をひねった時点で塩素が残っている水道水が主体でした。

 

 こんな塩と水では、とてもではありませんが、おいしい料理はできません。

 

 外食業界や、料理人、またおいしい料理を求める一般の国民の意見が大きくなり、ついに塩の専売制は廃止されたのです。

 

 また塩の専売廃止に際しては、当時の人気漫画、「美味しんぼ」の影響が大きかったといわれています。

 

 


 主人公の山岡士郎が、専売の塩を強力にディスっているのがわかりますね。

 

 いまでは専売制の廃止によって、さまざまな自然塩が、使用解禁となり、さまざまな料理に使われるようになっています。 

 

 しかし、減塩の傾向そのものは、今も続いていて、多くの国民は知らず知らずのうちに、塩分不足となってしまっています。

 

 生きる活力をつけるためにも、熱中症に強くなるためにも、医療機関に余計なお金を使わないためにも、そして自分自身の健康のためにも、

 

 一刻も早く、国民が減塩のウソに気づき、わが国本来の食事に回帰して、しっかりと健康を取り戻していくことを、望んでいます。