敗因の分析
すでに述べたように、NESARA の発動によって、富をディープステートの手から取り戻し、国民に分配する試みは、2度の失敗を喫してしまいました。
ホワイトハットたちは、3度目の正直に向けて、敗因の分析を行いました。
結論としては、まず第一に、ディープステートたちの力を過少評価していたことです。彼らは一般に考えられているよりもはるかに深く、世界の支配階層に食い込んでいました。
ディープステートたちは、世界中の中央銀行を支配し、通貨発行権を手中に収め、莫大な富を築いています。大統領をはじめとする政府の要職に仲間を送り込み、政財界の主要な人物たちを脅迫・買収して手駒として使っています。
さらには世界中のマスコミ、芸能界を支配し、彼らの都合がいい情報で市民を先導し、学会を支配し、彼らの意にそった学説を世界中に流布しています。
この状況で、何かしようとしても、即座につぶされてしまいます。彼らを世界から一掃するか、少なくとも力をそぎ落としてからでないと何もできない、というのが現実だということです。
もう一つの敗因は、情報戦に敗れたことです。ディープステートたちは、CIA という情報組織を持ち、様々な情報を収集し、工作を行っていました。
ケネディ大統領暗殺の時も、大統領は自分の妻がディープステートの一員だったことも知らなかったのに対し、ディープステート側は、大統領の個人のスケジュールや行動パターンをすべて把握していました。
暗殺当日、オープンカーに乗っていた6人の人物のうち、ケネディ大統領自身を除く5人は、実行犯の2人を含めてすべてディープステート側の人間です。暗殺現場の沿道の観客も、すべてCIA の工作員でした。
こっちの情報は向こうに筒抜けなのに、あちらはすべてを知っている、この状況では、勝てるわけがない、ということです。
NSA とCIA
アメリカには2つの情報局があるのをご存じですか?
一つはCIA (Central Intelligence Agency)と呼ばれるアメリカ中央情報局です。これは映画に出てくるようないわゆるスパイ組織です。
スパイを養成して相手国に送り込み、情報を収集して本国に送って分析し、破壊工作を行う機関ですね。
ただ問題は、このCIA は、表向きはアメリカの国益を守るために活動することになっていますが、実際には、設立当初から、ディープステートたちの利益を守るために活動しているという点です。
もう一つはNSA (National Security Agency)と呼ばれる、アメリカ国家安全保障局
です。
NSA にはスパイはいません。そのかわり、巨大なコンピューター群をもち、アメリカ全土はおろか、世界中の通信回線やネット回線とそこに流れる情報を傍受し、記録し、分析することができます。
有名なエシュロンもこのNSA の管轄ですね。
この2つの情報機関は、とにかく仲が悪いことで有名でした。
1980年代までは、この2つの組織の間ではCIA が圧倒的に優位でした。当時は通信といっても、手紙とファックスぐらいしかなく、NSA の仕事は公開されたマスコミ情報の分析ぐらいでした。
それ以外の情報収集は、CIA の独壇場であり、NSA は、CIA から情報をもらって、細々と活動していました。
その後、90年代に入り、アメリカ全土に携帯電話が普及し、インターネット網が張り巡らされるようになると、この力関係は逆転します。
NSA は、すべての携帯電の通信、すべての電子メール、すべてのインターネット上に隠された情報を把握するようになりました。世界中のすべての情報がNSA に集まり始めたのです。
さらには、NSA は、CIA の機密資料や、職員同士の通信も傍受できるようになりました。CIA が何を考え、どんな工作を行っているかが、NSA に筒抜けになってしまったのです。
90年代後半から、ホワイトハットたちはこのNSA に狙いをつけ、次々に同胞たちを送り込み、ついにはこれを掌握することに成功しました。
それまでNSA はほとんど仕事のない閑職だったので、ディープステートたちが見向きもせず、彼らの影響力がほとんどなかったのが幸いしたようです。
情報を制する者は世界を制す
インターネットや携帯電話やSNSはそもそもディープステートたちが作り上げたシステムです。
携帯電話は、仲間同士で自由に連絡を取り合うため必要でした。それまでは地下の施設に集合して意思の疎通を図らなければなりませんでしたので、これによって、ディープステートたちは格段にすばやく、仲間に支持を伝達できるようになったわけです。
またインターネットは、児童ポルノの閲覧のために作られました。彼らはどういうわけか、みんなロリコンですので、仲間がレイプし、虐殺した子供たちの画像や動画を自分も入手して楽しみたかったということです。
SNS は、ネット上の世論を操作し、一般の人々を洗脳するために作られたツールです。
しかし、ホワイトハットたちがNSA を掌握したために、彼らの意図はすべて裏目に出てしまうことになりました。
携帯電話やスマホの傍受が自由にできるようになったおかげで、ディープステートたちの計画と行動の支持がすべて筒抜けになりました。
それだけではなく、おそらくこれがホワイトハットにとって最大のメリットですが、だれがディープステートのメンバーやその配下であるかが、確定できるようになったのです。
メンバーの連絡先とその内容をたどっていけば、ディープステートメンバーを芋ずる式に特定できるというわけです。
これは人狼ゲームに例えると、「確定真占い師が、人狼チャットを覗ける状態」です。
人狼ゲームをやらない方はどうもすいません。やったことのある方は、この状況で市民陣営が負けることはあり得ないということが、お分かりいただけると思います。
さらに彼らがネット上に隠した大量の児童ポルノは、彼らが幼児を虐待した動かぬ証拠となりました。たいていの動画には、レイプしている当人の姿がくっきり映っていたからです。
またインターネット上のブログやSNS で、真実に気付いた人々が発信を始め、それを読んだ人々が次々に目覚めていくことになりました。
せっかく作り上げたマスコミによる洗脳システムは、SNS によって、解除されてしまったというわけです。
JFKジュニアの飛行機事故
味方になったNSA が最初に大活躍したのは、JFKジュニアの(偽装)飛行機事故事件でしょうか。
1999年、ニューヨーク州の上院議員である、民主党のモイナハンが翌2000年に引退を表明するにあたり、共和党は議席奪還のため、JFKジュニアを担ぎ出そうとしました。
JFKジュニアは、目立たないようにしていたのですが、どうやっても目立ってしまい、周りが勝手におぜん立てして、それに乗っからざるを得なくなってしまったようです。
これに対して民主党は、最強の刺客として、当時大統領だったビル・クリントンの妻でファーストレディーのヒラリー・クリントンを擁立しました。
しかし、ニューヨークにおけるJFKジュニアの人気は絶大で、ヒラリーといえども、まったく太刀打ちできそうにありません。
これを見たディープステートは、CIA に指令を出し、JFKジュニアの暗殺を試みようとしました。この時のCIA 長官は、ブッシュ父です。
この暗殺計画を、通信を傍受したNSA がいち早く察知し、ホワイトハットに伝えます。
戦ってもおそらく勝てたと思いますが、その後、繰り返される戦闘の日々に陥ることを、JFKジュニア自身が拒否し、結局、偽装飛行機事故を仕掛け、JFKジュニアは公的な場から一時的に姿を消すことになりました。
この事件はウィキペディアによると、以下のようになっています。
1999年7月16日、JFKジュニアは小型飛行機「パイパー・サラトガ」を操縦し、アメリカ東部のニュージャージー州フェアフィールドのエセックス郡空港から、一家の別荘があるマサチューセッツ州マーサズ・ヴィニヤード島へ向かう途中、ロングアイランド沖の海上で消息を絶った。
小型機の捜索としては例のない大規模な捜索が消息を絶った周辺の海域で行われた結果、20日にマーサズ・ヴィニヤード島南西沖約12キロの海底で、妻とその姉ローレン・ベセットと共に、遺体が発見された。沿岸警備隊の発表によると、機体は胴体部分が水深約35メートルの海底に横たわり、中から3人の遺体が見つかったという。
この時亡くなったといわれているのは、JFKジュニアと妻キャロリン・べセット=ケネディ夫人、および妻の姉のローレン・べセットの3人です。
海から引き上げられた遺体に、遺族達が一目会いたいと願っていたのにも関わらず、遺体は強制的に火葬され,遺族の元には遺灰の一部だけが届けられました。
結局遺体を見たものはひとりもいないわけです。
これは実は、ホワイトハットの仕掛けた偽装事故です。
この時ハイパー・サラトガはJFKジュニアではなく、プロのパイロットが操縦していました。
彼は高度五千フィートで飛行機の燃料タンクのスイッチをオフにして飛行機を失速させ、飛行機が失速する前に脱出してパラシュートで着水し、海上で待機していた船で生還したというわけです。
こうしてケネディJr夫妻と妻の姉はこの世から消え去ったのです。ケネディJrたちは時が来るまで死んだ事にして、暫くの間、姿を隠すことにしたのでした。
トランプを大統領に
この後、ホワイトハットたちは、NSA 経由でディープステートの情報を集め、その動きをけん制しつつ、ドナルド・トランプを大統領にするプロジェクトに集中していくことになります。
なかなかディープステートの抵抗が強く、準備を整えるのに、16年かかってしまいました。
そしてついに、その機会がやってきたのは2016年の大統領選挙でした。