笹原シュン☆これ今、旬!!

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大覚醒7 あなたの愛の質を高めよ! 霊格決定のシステムとは!?①

霊格と次元

 魂は永遠であり、何度も何度も転生輪廻をしているというお話をしてきました。

 

 では、魂は、そもそもなぜ、何度も転生輪廻を繰り返し、困難な人生を何度も何度も味わっているのでしょうか。

 

 すべての魂はもともと神の一部でした。

 

 魂は、神の意志により、神から離れ、神の力を分け与えられました。そして、魂は常に神への回帰を希求しています。

 

 魂が神に回帰する方法、それは、自らが神となり、神と一体化することです。

 

 そのためには、神から与えられた力を行使し、神の心に近づいていくことです。

 

 その方法は、他者に愛を与える、というものです。

 

 他の魂に愛を与えると、与えた分の光が神から流れ込んできます。さらにそれと同じ量の追加の愛が神から流れ込み、あなたの魂の愛の量、光の総量が増加します。

 

 これによって魂はどんどん大きくなっていき、それに伴って、存在する次元が上昇していきます。

 

 この、魂の大きさ、魂が持つ愛の総量、こそが霊格と呼ばれるものです。

 

 転生輪廻の目的は、霊格を上げて、神に近づいていくことなのです。

 

さまざまな愛のカタチ

 さて、一口に愛といっても、愛には様々な形があります。それによって、一つの行為であっても与える愛の量がけた違いに変化していきます。

 

 霊格のカウントシステムはとても複雑なので、説明のために、模式的にポイントで表してみましょう。

 

 一つの魂の3次元での命を一回救うと、1ポイントとして数えてみましょう。霊格と次元はリンクしていますので、その次元に入るのに必要なポイントを、数値にしてみます。

 

6次元 100ポイント

5次元  10ポイント

4次元 それ以下(マイナスもあり)

 

まずはこのあたりから説明します。

 

 ポイント少なっ、とお思いかもしれませんが、現在の地球では、半分以上の方が、ポイントマイナスになっていることをお忘れなく。

 

 霊格ポイントは、累積型ですが、職業スキルポイントと異なり、マイナスがあり得ます。

 

 このあたりの霊格で大切なのは、面と向かって出会った人にいかにやさしく接するかです。

 

 家族や友人、職場の同僚に、心を込めて、見返りを求めず、何かをしてあげると、一回につき0.01ポイントぐらい入ります。にっこり笑って挨拶するだけでも0.001ポイントは入ります。

 

 少ないなぁと思うなかれ。ちょっと計算してみましょう。

 

 例えば一日一善、息子にお弁当を作ってあげる、とか、同僚が困っている時に助けてあげる、とか、一日に何か一つだけよいことをして0.01ポイント稼いだとします。

 

 一日10人の方に、にっこり笑って挨拶しても同じです。

 

 これを3か月、100日続ければ1ポイントです。1000日間、3年ちょい続ければ10ポイント。5次元に帰還できます。30年で100ポイント、もう6次元入りの資格を満たしてしまいます。

 

 なんだ簡単じゃないか、ということですが、なんでほとんどの方がこれができないのか考えてみましょう。

 

 それはもちろん、マイナスポイントがあるからです。

 

 たとえば息子に心を込めてお弁当を作ってあげて0.01ポイント加算されたとしても、息子が学校に行くときに準備に手間取っているところで、「何やってんの、早くしなさい、遅刻するわよ!」なんて叱りつけて送り出すとマイナス0.01ポイントとなって、結局プラスマイナスゼロです。

 

 10人の方ににっこり笑って挨拶して、みんなの心を明るくし、0.01P稼いでも、仕事の最中に仏頂面で不機嫌な表情をして、それを見た10人の方を不快にすれば-0.01Pで、±0です。

 

 新入社員の仕事を手伝ってあげて、0.01P稼いでも、ミスをした彼に対して「なにやってんのよ、ちゃんと確認しなさいよ!」と叱りつけて-0,01P、上司に残業を命じられて、「また残業?、あんたが仕事できないのをあたしに押し付けないでよ」なんて心の中で文句を言ってー0,01P、結局トータルでマイナスになってしまいます。

 

 大体の方は、こんな感じで、良いことをしているつもりでも、知らず知らずのうちにマイナスポイントがついて、トータルで±0、もしくは-になってしまいます。

 

 結局人生が終わって霊界に帰ってみると、トータルで-50ポイントとなり、もともと累積で20ポイントあって、5次元にいたのに、合計-30Pで、霊格落として4次元低位霊界行き、なんてことになるのです。

 

思いの統御

 結局4次元から5次元、6次元に上がるために、一番大切になるのは、自らの思いを統御し、善の思いによって安定化させることです。これが霊格上げの最初のステップです。

 

 楽しいことがあれば気分が明るくなり、つらいことがあればがっかりする、ではだめなのです。 

 

 魂は神によって自由意志を与えられています。これはつまり、人間自身が、周囲の状況に関係なく、自らの意志によって、自らの心の状態を決定できることを意味しています。

 

 相手から罵声を浴びせられても、怒って言い返すのではなく、その状態でもなお、心を明るく楽しい状態にすることは可能です。

 

 最初は大変ですが、気を付けてやっているとだんだん慣れてきます。

 

 これができるようになれば、5次元入りなんて楽勝です。

 

 マイナスポイントが発生しなくなるのですから、普通に生活していれば、3~4年であっという間に10ポイントたまります。

 

 実際にはマイナスポイントを完全に0にするのは難しいので、試行錯誤しながら心を常に明るい状態に保つよう心掛け、良いことをしていけば、10年ぐらいでポイントはたまります。

 

 これまでの人生ですでにマイナス20ポイントぐらいたまってしまっていたとしても、30年あれば、十分返して、5次元入りが可能です。

 

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職業による累積ポイント

 では、6次元入りに必要な100Pをためるにはどうしたらいいでしょうか。もちろん、思いを統御しながら一日一善を続け、3~4転生かけてたどり着くのもありです。

 

 しかしそれよりもさらに能率が良いのは、職業スキルを使う方法です。というか、職業スキルを何転生もかけてじっくり上げてくのはこのためといっても過言ではありません。

 

 前記事で職業スキルが3に到達すると、その職業で食べていくことができるようになると述べました。例えば絵画スキルであれば、イラストレーターなどをやって生活することができるようになるわけです。

 

 ということは、あなたのイラストを買った人がいるわけです。その人はあなたのイラストを見て心を動かされ、さらにはそのイラストをゲームのキャラ絵にしたり、本の表紙にしたり、などさらに活用するかもしれません。するとそれを見た人がまた「いい絵だな~」なんて思うわけです。

 

 あなたのイラストを見た方を感動させた、ということで、一人につき0.001ポイントぐらいは入るでしょうか。

 

 一枚当たり100人が見てくれたとして、これで生涯1000枚のイラストを描けば、それで100Pです。こっちのほうが簡単ですよね。

 

 描いて売れた絵が10枚しかなくても、それらがメディアで流布されて一枚当たり1万人が見てくれれば、100ポイントです。

 

 会社員であっても、たとえば、電気製品を作っている会社に入って経理をやっていたとしても、その会社の製品を買って、利便性を得た人の人数×あなたのその会社での貢献度割合でポイントが入ります。

 

  あなたの会社への貢献度が100分の1しかないとしても、その会社に40年務めて、その間その会社の製品が累計10万個売れれば、製品の一人当たり貢献度0.01としても、合計で100ポイント入るわけです。

 

 というわけで、どれかの職業スキルを3に上げて、それを使って一生懸命仕事をすれば、1転生で6次元入りは可能です。

 

 もちろん、思いの統御はできていて、大幅なマイナスポイントを受けないことが前提ですが・・・。

 

愛の質を高めよ

 ここから先は必要ポイント数が指数関数的に増えていきます。最初の難関は

 

7次元  10000ポイント

 

です。これはどうすれば、突破することができるのでしょうか。

 

 一生かけて、会社勤めして100ポイントづつ稼いでいては、100転生かかってしまいますね。一日一善戦法では1000転生かかります。これはもう、根本的に発想を変えないと無理なのはわかりますね。

 

 どう変えるのかというと、愛の質を高めるのです。いくつかやり方があるので説明していきます。

 

 まずは対面方式の愛です。5次元に上がるには、相手から罵倒されたとしても、それを受け流して、心を明るく保つことが必要だと述べました。

 

 これをさらに推し進めて、罵倒した相手の行為をこころから許し、さらには罵倒した相手を愛する、いわゆる「許す愛」、を実行できるようになると、ポイントの累積速度が数十倍になります。

 

 許す愛は、因果の鎖を断ち切る愛です。次記事で詳しく述べますが、あなたを罵倒した人物は、罵倒したというカルマを負います。

 

 魂が変形し、未来において誰かに罵倒される運命が刻み込まれるわけです。そしてカルマが回収され、誰かに罵倒されたときに、罵倒し返してしまうと、さらなる罵倒のカルマが刻まれ、これが永遠に繰り返されてしまう恐れがあります。

 

 しかし、最初の罵倒の時点で、あなたが心から相手を許し、相手を愛する思いを抱けば、この時点で相手のカルマが消滅します。

 

 その後、罵倒の連鎖が起きるはずの相手を、罵倒の連鎖から救い出し、相手の人生を大幅に好転させることができるのです。

 

 これをすることによって、一人の人に援助を差し向けた時の0.01Pの30~40倍、0.3~0.4P程度があなたに加算されます。

 

 特にあなたの因縁の相手、両親や配偶者などで、何転生にもわたって続いているカルマを、あなたが切れば、人ひとりの命を救う1Pを上まわるポイントが入ることもあります。

 

 相手が解決に3~4転生かかるはずのカルマをあなたが切れば、3~4P入る、というわけです。

 

 一日一回、あなたにひどいことをした相手を許せば、1年で100P 、30年で3000Pです。これを3転生で7次元入りです。

 

 この許す愛と、日々相手を助ける、与える愛を併用すれば、1転生で10000Pも可能になります。

 

 あとは教育、子育てポイントを使う手があります。

 

 赤ちゃんの頃から子供を育て、人生の節々で、生きる指針を与え、あなたの指導が子供の人格に大きな影響を与えると、その与えた割合に応じて、その子供が人生において獲得したポイントの一部があなたに加算されます。

 

 もちろん会社において、後輩に仕事を教えたり、学校で生徒に何かの科目を教えたとしても、それが教えられた人物の役に立てば、それに応じてポイントが入ります。

 

 他者の成長に寄与することで、他者が上げたポイントの一部が神から追加されるわけです。もちろんこれは純粋な追加で、あなたに追加された分がその人物から引かれるわけではありません。

 

 さらに女性特有のポイントとして、出生ポイントがあります。子供を産んだ女性は無条件で、その産んだ子供が獲得したポイントの100分の一がもらえます。

 

 子供を育て上げ、その子が多くのポイントを上げると、母親のポイントも増えるというわけです。もちろん子供がマイナスポイントだと、母親にもマイナスが付きます。100分の一は小さいように見えて結構影響は大きいです。

 

 もっとも極端な例ですが、次記事で述べるように、イエス・キリストが300億ポイント上げたとすると、聖母マリアに3億ポイント入るわけです。

 

 なんだそりゃ、楽すぎるだろ、と思うかもしれませんが、実はこれが一番大変なのです。

 

 イエスはもちろん転生前に、自分の人生の設定を行っています。その時、自分の母親となる人物を選定し、その人物に自分を産んでくれることを頼むわけです。

 

 なぜイエスが、100億体以上いる女性霊の中から、マリアを選び、母親になることをお願いしたのか、と考えると、出生ポイントを獲得する困難さがわかると思います。

 

時空を超えた愛

 

 あとはもちろん、職業スキルを用いる方法です。

 

 どれかの職業スキルを5まで上げてみましょう。

 

 それを使って仕事をすると、一つの時代を代表する作品が作れるようになります。

 

 例えば、音楽スキルであれば、その年で一番ヒットした歌を作曲したり、歌ったりできます。

 

 CDの売り上げやダウンロード数が合わせて300万あったとして(お金が入ったかどうかは霊格ポイントとは関係ありません)、そのほか映画やドラマの主題歌になって500万人ぐらいの方が聞いたとすると、合計で800万人の人がこの歌を聴いて感動したこととなり、0.001かける800万で、8千ポイント入ります。

 

 そのほかの作品や、日々の他者への愛ある行為であと2000ポイント稼げば、一転生で7次元入りです。

 

 そしてほかの歌が忘れ去られていく中で、その歌が名曲として歌い継がれ、50年間歌い続けられたりしたとすると、その50年分のスキルポイントが累積して加算されます。

 

 50年間の累計で、3000万人の人が、何らかの形でこの歌を聴き(必ずしも売り上げとは一致しません)、感動したとすると、3万ポイント入り、楽々7次元入りとなるわけです。

 

 こんな感じで、時代を代表する名作を作り出し、それが時代や地域を超えて広がっていくことで、まったく出会ったこともない人にも愛を与えることができ、その分のポイントが加算されて、あっという間に霊格ポイントがたまっていくというわけです。

 

 これはまさに「時空を超えた愛」であるといえます。

 

 ちなみに、この歌を作った人物が、作った20年後にこの世を去ってしまったとしても、残りの30年分のポイントはしっかり加算されます。

 

 4次元以降は時間が同時存在していますので、この方が亡くなった時点で、未来の分のポイントまで計算されて、それが時間をさかのぼってこの方自身に加算され、きっちり帰るべき世界に帰ることになるというわけです。