世界線の真実
前記事で世界線転移の実例をご紹介してみました。
3次元においては、時間は過去から現在、未来へと続く一方通行で、その流れはあたかも一本の線のように続いているので、世界線と呼ばれています。
しかし世界線は一本ではなく、あり得る選択肢の数だけ、無限に存在し、それぞれの世界線が隣接して並行世界(パラレルワールド)を作っているわけです。
それぞれの世界線は、完全に独立しているわけではなく、それぞれの魂の自由意志を行使することによって、他の世界線に移動することができます。
これが世界線転移です。
転移した先の世界線では、自分と異なる過去を持つ人々が生活しています。自分の家族、友人、同僚たちが、見た目は全く同じですが、前の世界線とは別の過去を持ち、別の人格を有しているわけです。
そしてすべての魂が、個人の意志でどんどん世界線を移動していますので、実際には一つの世界に、まったく別の過去の歴史を持った人たちが、共存しているというのが本来の姿なのです。
どうやら世界線は、本来、一本の線ではなく、ぼわっとした感じで、ふちのにじんだ一本の太いロープのような形態で、過去から未来へ続いているようです。
よく「過去は変えられない」と言われますが、これは嘘で、世界線転移によって、過去に起こった事件をも改変できることは、前記事で示した通りです。
しかも一つの世界線上に、異なった過去を持つ人々が共存している状態になっているようです。
しかし、今までこんなことを言っていた人はいませんでしたね。
これまでのところは、過去は改変することができず、未来は選択によって変えられるが、それはあくまで全員共通のかっちり固まった過去の上に築かれていくという風に皆さん考えていたはずです。
なぜこう考えていたかというと、もちろんDSによって、そう考えるように誘導されていたからです。
権威による記憶の統一
すでに述べたように、DSの基本戦略は、魂を一つの閉じた世界に封じ込め、その閉じた世界を完全に支配することです。
このために、DSは、まずは転生輪廻の考えを封じ、死をすべての終わりとすることによって、地球上の魂たちから、4次元以降の世界を切り離しました。
そして、自由意志による世界線転移を封じることによって、魂が別の世界に逃げないように様々な仕掛けを作りました。
その主な手段は、権威による知識の統一です。
それぞれの分野の学問や、法律・医療などの実務の領域に、「権威」となる人物を配置し、その人物の意見が真実である、という形で、意見の統一を図るわけです。
彼らの意見は教科書に記載されて、教育現場で教え込まれ、マスコミに流布し、徹底的に宣伝されます。
これによって人々は、権威の言っている知識が真実の知識であり、そのほかの知識は偽物、もしくは間違った知識だと思い込まされてしまうわけです。
こうすることによって、小規模な世界線移動であれば、移動した本人が以前の記憶と異なった事象に出会ったときに、「あれ、へんだな」と思ったとしても、「私の記憶が違っていたのかな」と思い込み、自分の記憶を修正して、その世界線の一員となり、めでたしめでたし、というわけです。
さらには、世界とはこういうものだ、と思い込ませ、自分の力では世界は変わらない、と信じさせることで、知らず知らずのうちに、人々に「同じ世界線に居続ける」という自由意志を行使させ、世界線移動を封じ、同じ世界線に閉じ込めるということに成功したのです。
こうして世界線は細い一本の糸の形に収束し、そこにいる人々はほかの世界線に転移することがなくなり、DSは人々をこの細い一本の世界線に封じ込めることに成功した、というわけです。
大規模世界戦転移の効果
しかし、前記事で述べた大規模世界戦転移によって、世界線の転移に気付く人たちが大量に出現してくることとなりました。
例えば前記事であげた「ヴィーナスの誕生」ですが、元の世界線で2枚貝の絵を見ていた方は、上の絵を見てどうしても違和感を感じてしまうわけです。
そしてSNSで、同じように感じる方を発見し、このほかにもモナ・リザや、人体図、最後の晩餐、ピカソ自画像などなど、自分の記憶と異なる絵を発見し、同じ感覚の人とそれを共有していくわけです。
そしてついに、一つの世界線の中に、他の世界線の記憶を保持したまま生活していく人々の集団が出来上がります。
この方々はDSによる知識の統一を排除し、自らの意志で世界線を移動して、過去と未来を変えていくことができることを確信するようになります。
こうなってくると、もはやDSが作り上げた権威の力で、人々の知識を統一することができなくなります。DSは、世界線を収束させ、人々を収束した世界線の中に閉じ込めることができなくなるというわけです。
またDSたちがどんなに頑張っても、この方々をとらえることはできません。捕まえられそうになったら、別の世界線に飛んでしまえばいいわけですから。
自分の意志で自由に別の世界線に飛べる人たちを、捕まえることはもはや不可能となるのです。
この方々の出現によって、大覚醒への最後のステップの準備はすでに整ったといえるでしょう。
二極化による地球の分離
昨年の後半あたりから、地球においては、二極化が進んでいるといわれています。
真実を把握し、闇の支配を拒絶する人々と、眠りを選択し、闇の支配を受け入れ続ける人々、の間の二極化です。
この二極化は、2021年現在、大幅に進行し、もはやお互いの会話が成立しないレベルにまで進みつつあります。
すでに述べたように、ある魂の自由意志の行使を、他の魂が阻害することは許されていません。たとえ説得を試みたとしても、本人の自由意志でそれを拒絶してしまえば、それまでです。
このままこの2つの勢力は、お互いを拒絶したまま共存していくのでしょうか?
おそらくそうはならないでしょう。
真実に目覚めた人たちの周りには、同じく真実に目覚めた人たちが集まり、愛に満ちた協力的な世界を築き上げていきます。
眠りを選択した人の周りには、同じく眠りを選択した人たちが集まり、今まで同様、闇に支配された、争いの世界を築き上げていきます。
これから何度かの小規模な世界戦転移を繰り返すことによって、この2つの勢力はますます、お互い同士で集まって、地球上に全く別の2つの世界を作り上げていくことでしょう。
そしてある時、ついにこの2つの世界が分離する時がやってくるでしょう。
これは2つの勢力がそれぞれ集団で、別の世界線に大規模転移を行うという形で行われることでしょう。
この最後の大規模転移によって、地球は、目覚めた人たちだけが集まる地球と、眠りを選択した人たちだけが集まる地球に分離します。
この最後の世界線の大規模転移によって、地球は光の世界と闇の世界に分離を果たすのです。
といっても、地球が2つに割れるわけではなく、目覚めた人たちは、目覚めた人たちだけのいる世界線に転移し、眠っている人たちは、眠っている人たちだけがいる世界線に転移するという意味です。
その後、光の地球のほうは、争いのない、愛にあふれた世界が実現し、黄金時代へ向けて、歩みを進めていくでしょう。
闇の地球のほうは、闇の支配が完成し、滅亡へ向かって、歩みを進めていくことでしょう。
こうすることによって、お互いの自由意志を侵害することなく、お互いが望む世界を出現させ、お互いが自分の望む未来を歩んでいくことができるというわけです。
黄金時代の出現
真実に目覚めた人々は、真実に目覚めた人々だけがいる世界線に行くことができ、愛と平和にあふれた地球が出現します。
こうして地球上の生命体の波動が上昇することによって、地球は次元上昇を達成し、もはや闇の勢力は地球に存在することができなくなります。
これが大覚醒です。
大覚醒を果たした地球には、もはや争いは存在しなくなります。
生活のためにあくせく働く必要はなくなり、みんなが、自分のやりたいことができるようになります。
病気の心配はなくなり、フリーエネルギーによって電力が無限供給されて、エネルギー問題も消滅します。
その後、それまで姿を隠していた、異星人や地底人たちも姿を現し、共に手を携えて、地球を発展させていくことになるでしょう。
地球は銀河連合に正式加盟し、地球人は宇宙に進出、しばらくのちには、他の、文明が遅れている星を指導していくようになることでしょう。
まさに地球は、黄金時代と呼ぶにふさわしい時代を迎えることとなるわけです。
これは遠い未来の話ではなく、もうすぐそこに迫っていることなのです。
これを実現させるのは、今これを読んでいる皆さんの力です。
真実に目覚め、覚醒した皆さんの力で、地球大覚醒を達成し、黄金時代を実現させていこうではありませんか。