笹原シュン☆これ今、旬!!

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大覚醒17 崇拝させればなんでもあり!? 地球人をむしばむ宗教のブロックとは?①

信じる者は救われる!?

 現在、世界にはさまざまな宗教があります。世界中の人々は、自覚的にせよ、無自覚的にせよ、何らかの宗教を信奉しているといっていいでしょう。

 

 キリスト教、仏教、イスラム教の3大宗教はもちろん、ヒンズー教や、ユダヤ教や、儒教や、道教、神道などの、古典的な宗教のほかにも、様々な新興宗教があふれています。

 

 共産党支配下の中国でも、民衆は儒教や道教を信じていますし、その教えの影響下にあります。

 

 日本などは、ほとんどの人が無宗教だといいますが、その実は無自覚的神道教徒だったりします。

 

 日本人はちょっと特別なので、また別の機会にお話ししますが、日本人以外の人々は、倫理観の基盤を宗教が形成していることが多いです。

 

 人を殺してはいけないのは、○○教が殺人を禁止しているから、物を盗んではいけないのは、○○教が窃盗を禁止しているから、豚を食べてはいけないのは、○○教が、豚を食べるのを禁止しているから、なんていう具合です。

 

 前記事で述べたように、倫理というのは、論理を超えた公理の部分を形成していますので、思考の前提となる公理は、宗教が担っているというのが、地球人の全体的傾向です。

 

 つまり宗教を支配すれば、思考における公理を支配し、公理を支配すれば、その人の考え方全体を支配することができるということなのです。

 

 DSは、世界中の宗教を改ざんすることによって、世界中の人々の考え方を支配することに成功しています。

 

 これを説明するには、まず、地球人以外の精神的に進化した宇宙人たちが、宗教をどう取り扱っているかを説明したほうが早いでしょう。

 

善良な宇宙人の考え方

 お金のブロックのところでも出てきた、プレアデス人をはじめとする、地球よりも文明や精神性が発達した、善良な宇宙人は、宗教についてどう考えているのでしょうか。

 

 彼らは、みな、神を信じています。というよりも、神の存在とその心を「知っている」といったほうがいいでしょう。

 

 信じると知るとの間には、相当距離があります。

 

 信じるというのは、知らないけれどもそうだと想定して考えるという意味です。

 

 知るというのは、すでにそれが存在していて、どういう性質を持っているかを把握しているということです。

 

 彼らは神について直接知っているので、信じる必要はないのです。

 

 そのため、彼らの中で、○○教を信じているものは一人もいないのです。

 

 神を直接知っているので、宗教は存在しないという状態です。

 

 これが、魂にとって、もっとも自然な状態なのです。

 

宗教の存在意義とは?

 それでは地球上に数多存在している、宗教とは、いったい何なのでしょうか?

 

 確かに文明が発達した善良な宇宙人たちは、ひとりひとりが神を知り、神と直結しています。

 

 魂にとっては自然な状態なのですが、しかしこれは、一定の発達段階に到達した魂だけができることです。

 

 これまでの地球のような、転生回数の少ない魂が、多数集結している星で、これを要求するのはちと酷というものです。

 

 そのため、こうなるまでの前段階として、十分発達した魂が、定期的に地球に転生し、神の存在とその心、高次元世界と魂の真実を解き明かし、地球に出た魂たちにそれを「信じ」させることによって、地球の魂たちのサポートを行っていたのです。

 

 これが宗教です。

 

 ようは、自転車に乗れるようになるまでの、補助輪の役割とでもいうべきものです。

 

 神に直結するなんてとても考えられないような、未発達の魂であっても、これらの高次元の魂が説く教えを「信じ」て、それを実行すれば、神を知っている時とほぼ同じ効果が得られるという作戦です。

 

 これがうまくいけば、魂はどんどん発達していくのですが、これがなかなかうまく回らないのです。

 

信仰の持つ欠点

 なぜうまくいかないかというと、神と一般の人たちの間に、教祖が入り込み、彼を「信仰する」というステップが、入っているからです。

 

 宗教においては、それを説いた教祖がいて、信者たちはその教祖を「信仰」し、「崇拝」します。

 

 これは教祖の言った言葉を神の言葉として受け入れ、その一言一句をすべて受け入れるという操作を伴います。

 

 信者は、教祖の言葉がなぜ正しいのかわからないままに、ただ、彼が信仰するその人が言った、という理由でそれを信じ、それを実行するのです。

 

 理由がわかっていないので、伝言ゲームのように、時代がたつにつれて、教祖の言葉の解釈が変化していき、1000年もたつと、まったく別の意味にとらえられていくようになります。

 

 こうして宗教は形がい化していき、力を失っていくのです。

 

 「信仰」の問題はこれだけではありません。

 

 闇の勢力、DSたちは、この信仰の持つ、盲目性を逆手に取り、巧妙に教義を改ざんして、自分たちの都合の良い教えに変えていきます。

 

 気が付いた時には、神の教えが悪魔の教えに変えられてしまっており、信者たちは、「教祖が言ったから」という理由で、その悪魔の教えを盲目的に信奉するようにさせられてしまうのです。

 

DSによる教義の改ざん

 キリスト教を例として考えてみましょう。

 

 もちろんイエス・キリスト本人は、高次元の魂であり、神とは何であるのか、高次元世界はどんなところなのかをすべて知っていました。

 

 そして愛について説き、人々がお互いに愛し合う教えを広めました。

 

 さらにはこの3次元において、魂の力を開放し、空中から魚を出したり、病人をその場で治したりする奇跡を実行しました。

 

 彼が様々な奇跡を実行して見せたのは、ひとびとに、魂が本来持っている力を見せ、あなた方も本来このような力を持っているんだよ、思いを統御して魂の力を開放すれば、みんなできるようになるんだよ、ということを伝えるためでした。

 

 しかし、イエスの死後、さっそくDSは、この教えを改ざんし始めます。

 

 まずは最初の、かつ最大の改ざんは、イエスのみが神の子であり、彼を信仰することで救われる、としたことです。

 

 これによって、イエスは特別な力を神に与えられた存在であり、様々な奇跡を実行することができるが、イエス以外の魂は、そのような力はなく、イエスを信じることができるだけなんだ、ということになってしまったわけです。

 

 魂が持っている力はすべて同じであり、どんな人でも魂の力が使える、イエスは試しにそれを使って見せた、イエス以外の人も魂の力を開放すればそれが使えるんだよ、

 

という教えから、イエスは特別で、それ以外の人はそんな力は使えないんだよ、に変えられてしまったわけです。

 

 これでDSは、キリスト教徒たちの魂の力を封印することに、あっさり成功してしまったというわけです。

 

 次に試みたのは、イエスが愛の思いから十字架にかかって処刑された歴史的事実を逆用し、イエスはわれわれ人類の罪を背負って死んだという理論を取り入れたことです。

 

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 これによって、人間はみな罪の子であり、イエスを信じて、罪を浄化してもらわなければならない、なんて理論を作ります。

 

 こうしてキリスト教徒たちは、罪悪感のとりことなり、自らが生まれながらに罪を背負った存在であると考えるようになりました。

 

 罪悪感にさいなまれている人々ほど、制御しやすい人たちはいません。彼らは教会の言うことを何でも聞き、罪を清めるためなら何でもするようになります。

 

 ついでに、聖書に「富者が天国に入るのは、ラクダが針の穴を通るより難しい」なんていうセリフを書き加え、お金儲けは悪であるという思想を植え付けます。

 

 これで、お金持ちのキリスト教徒は、天国に行くために、死ぬ前に全財産を教会に寄付するようになり、DS教会は労せずして、濡れ手に粟の大儲けができるようになったわけです。

 

 さらには、公会議で、イエス・キリストは神であるという教義を正当とします。

 

 これでいっちょ上がりです。

 

 キリスト教徒は、神であるイエス・キリスト、の代理人である教皇の言うことは、疑うことなく何でも聞かなければならなくなり、教皇が気に入らない人物は、異端として処刑することが可能になったというわけです。

 

 結局、度重なる教義の改ざんによって、キリスト教徒たちは、DS教会に盲目的に従う無力な奴隷となり、すべての富を教会に収奪される存在となってしまったわけです。