タルタリア文明の消滅
以上の記事で述べたように、今からほんの200年前、世界中にまたがるタルタリア帝国という国が存在していました。
それはフリーエネルギーを用いて、無限・無料の電力を供給し、現文明よりも進んだ科学力を持ち、巨人と共存する国家でした。
人々は霊性に目覚め、平和で穏やかな日々を送っていました。
この偉大な帝国は、1816年2月、突然、跡形もなく消滅してしまったのです。
消滅の経緯はこれまでの記事でお伝えしたので、ここでは、なぜこれほど偉大な帝国が消滅することになったのか、いったいだれが消滅させたのか、についての背景と理由について考察していきたいと思います。
タルタリア文明の背景思想
タルタリア文明の大きな特徴は、フリーエネルギーを採用し、電気を無料で無尽蔵に使用することができたことです。
そのため、エネルギー問題が存在せず、食料や生活必需品を必要とするだけ作り出すことができたので、人々が物資をめぐって争う必要がありませんでした。
帝国内では完全平和が実現し、争いもなく、人々がみな愛の下でお互いに助け合う世界が実現していたと思われます。
また、ひとびとは、魂の永遠性、霊的世界の真実を把握し、神の意志を聞いて、それに従って平和に暮らしていたのでしょう。
この思想は大変魅力的で、帝国内の人々はみな幸せになれたので、帝国の一員になりたい諸国が続出し、タルタリアは軍事力を使わずして領土を拡大し、史上最大の帝国となっていったと思われます。
しかし、この考え方は、DSローマおよびその背後にいるレプタリアンにとっては最悪の考えです。
彼らは常に人々を争わせ、不安にして、憎しみと恐怖の念を吸い取って、それをエネルギー源としていました。
地上の人たちがみな幸せになってしまうというのは、彼らにとってはとても困った事態だったのです。
DSローマの中心国の一つだったフランスに革命がおき、DSが一掃されて、史上最高の軍司令官であるナポレオンが、ヨーロッパ大陸を統一し、モスクワに進撃するという事態となりました。
このままでは、軍事的にもDSローマはタルタリアに一掃されてしまいます。
通常の方法で、ナポレオンに対抗するすべはないと悟った時、DSローマに残された手は、当時は一般には知られていなかった、レプタリアンから提供された核兵器でタルタリアを焼き払い、マッドフラッドをもろとも食らって、共倒れに持ち込むことだけだったのです。
それほどまでに、タルタリアはDSにとって脅威であり、恐ろしい帝国であったということです。
タルタリア文明隠蔽の理由
マッドフラッド後の世界を再興するにあたって、DSは、タルタリアの存在自体をこの世から抹殺する方法を選択しました。
これはタルタリアが、いかにDSにとって強大な敵であったかを物語っています。
これまでのパターンでは、過去の歴史を改ざんし、DSを正義としてそれを攻撃しようとした勢力を悪者に仕立て上げるのが、常でした。
タルタリアの場合は、このやり方では不十分だと判断したということです。
たとえタルタリアを悪者に仕立て上げることに成功したとしても、それを覚えている人々がいる限り、口伝えでタルタリアの栄光が伝承されていくでしょう。
そしていつか、タルタリアの王家の子孫がタルタリア復興を旗印に立ち上がれば、あっという間に革命勢力が出来上がってしまうだろうというわけです。
さらにフリーエネルギーも、DSにとっては人々の記憶から完全に消し去りたいものとなりました。
どんなにフリーエネルギー施設を破壊したとしても、それが可能であることを知ってさえいれば、必ずそれを復活させる人物が現れてしまうからです。
フリーエネルギーが実現すれば、資源をめぐる人々の争いは消滅し、資源を売って儲けることが不可能になってしまいます。
そのため、フリーエネルギーは、そもそもなかったことにして、DS科学でそれが不可能であると喧伝し、人々に絶対作れないものであると勘違いさせることが必要不可欠であったということです。
レプタリアンの思考
このような行動は、なんとしても地球人類を自分たちの支配のもとに置きたい、という発想のなせる業です。
これはDSの基本的な発想であり、DSの裏にいるレプタリアンたちの基本的な発想であるということができるでしょう。
宇宙人が攻めてきて、地球が侵略される、なんていう映画や小説はよくあります。これは定期的に流行るテーマでもあります。
しかし、宇宙人による侵略は実は過去にすでに実現してしまっていることであり、いまさら言うようなことではないのです。
何十万年、何百万年、ひょっとしたら何億年か昔に、レプタリアンたちは地球を侵略し、地球人の支配を完成させました。
その後、レプタリアンたちは、姿を隠し、ないしは地球人の姿を取り、地球人を家畜として飼育して、それを支配し続けていたというわけです。
宇宙人による侵略はとっくの昔に完成し、われわれは長きにわたってその支配下に置かれていたということです。
かれらは、地球の人々の富を収奪し、性的な搾取を行い、地球人を食料として飼育していたというわけです。
地球人は、時には彼らをご主人さまとあがめ、神として崇拝していました。これは彼らにとっては、とても心地よいことだったようです。
しかし、レプタリアンたちは、精神的に成長することなく、その間に地球人のほうがどんどん成長していきました。
時には地球人は、レプタリアンの支配を見抜き、そこから脱して、彼ら自身の手で、理想社会を築こうとするようになりました。
そのたびごとに、レプタリアンと、彼らの手足となって支配を実行するDSたちは、核戦争を起こし、大洪水を引き起こして、文明をリセットしていたのでしょう。
これはレプタリアンたちの持つ、幼稚な精神構造のなせる業といえるでしょう。
彼らの、いつまでも地球人に神として崇拝され、地球人を支配し続けたい、という幼稚な願望により、地球人たちはほんろうされ続けていたといっていいと思います。
マッドフラッドの真実
この、レプタリアンたちによる、文明のリセット行為が、マッドフラッドを呼ばれるものです。
この一連の記事では、1816年のマッドフラッドをご紹介しましたが、その200年ほど前の1601年にも、マッドフラッドが起こった形跡が存在します。
おそらく、レプタリアンたちは、200年に一度の頻度でマッドフラッドを引き起こし、人間たちが支配構造から脱しようとするたびにそれを阻止してきたものと思われます。
よくもまあ、そんなに支配に執着するね、という感じですが、彼らにとっては支配の維持こそが何にもまして重大なことなのでしょう。
彼らはマッドフラッドのたびごとに、ふたたび都市や文明を作り直し、人間をプリントアウトして、bot たちで地上を埋め尽くし、彼らの支配を維持してきました。
そのたびごとに歴史を改ざんし、証拠を隠滅し、あたかも文明が何万年も前からずっと一貫して続いているかのように装ってきたのです。
しかし我々は気づいてしまいました。
こんな茶番はもう終わりにしましょう。
われわれの手で、彼らの行っている茶番を暴き、真の歴史を明るみにし、彼らを追い出して、われわれの手による、われわれの文明を築き上げる時が来ているのです。
この記事が、読者のみなさまの気づきの一端となれば、幸いです。