笹原シュン☆これ今、旬!!

日本で、世界で、今まさに旬のトピックスをお届けします。政治、経済、文化、世界情勢など、噛み砕いてわかりやすく解説していければと考えています。同時に、日本の在り方、進むべき道についても、示していければと思っております。

大覚醒21 何も考えずにルールに従え!? 良質の奴隷を大量生産する教育のブロックとは?①

DS最大の洗脳機関とは?

 現在、DSのうそが次々に暴かれ、DSによってかけられたさまざまな洗脳が解除された人たちが続々と出現しています。

 

 それらのいわゆる「覚醒者」たちは、割と年配の方が多いのが特徴です。

 

 若い人たちは、若々しい感性でうそをに見抜き、早々と覚醒するかと思いきや、旧態依然としたDS思想に染まっている若者が多いのが事実です。

 

 特に高校生や大学生が意外と覚醒していないのに、お気づきの方も多いと思います。

 

 なぜこのような現象が現れるのでしょうか?

 

 それは、小・中・高・大と続く学校教育システムこそが、DS最大の洗脳機関だからです。

 

16年かけて羊を作る

 

 学校教育システムにおける洗脳カリキュラムは、かなり考え抜かれて作られています。

 

 まずは小学校にあがると(それ以前の幼稚園・保育園からすでに始まっていますが)、先生の言うことにしたがって、集団生活を行う訓練が始まります。

 

 「健康のため規則正しい生活をしましょう」なんて言って、朝7時に起きて夜9時に寝る生活をさせられます。

 

 朝は通学班で集合して登校し、チャイムが鳴ったら席について全員起立し、あいさつをして授業が始まります。

 

 授業は全員同じ教科書を使い、おもしろくもないDS推奨の知識を詰め込まれます。内容はほぼ全部うそです。

 

 これは毎日決まった時間に仕事をはじめ、チャイムにしたがって単純労働を定時まで行う奴隷の養成訓練です。

 

 さらには全員で同じつまらない作業を、なにも考えず延々とこなす練習です。

 

 先生の言うことは聞かなければならず、先生が作ったルールは何があっても覆されることはありません。

 

 そんなばかな、と思っても、やらなければなりません。

 

 

 これは、将来どんな不条理な命令にも文句を言わす、決められた作業を延々と実行する、良質の奴隷を養成するためのシステムです。

 

 先生の言うことを進んで実行する「よい子」は褒められ、実行しない「わるい子」は怒られます。

 

 生徒たちは先生の顔色をうかがい、その意をくんで率先して実行し、よい子になろうとします。

 

 こうして支配者たちの意を汲んで、それに率先して従っていく、よい奴隷ができていくのです。

 

 中学校は、小学校とはちょっと違った設計思想で作られています。

 

 中学校はDSの言葉を借りれば、「社会の縮図」となるように設計されているのです。

 

 公立の中学校は、ありとあらゆるタイプの生徒が通っています。親が金持ちの子も貧乏な子も、頭がいい子も悪い子も、要旨のいい子も悪い子も、腕力が強い子も弱い子も、やさしい子も粗暴な子も、います。

 

 小学校でもかなり個人の違いは出るのですが、中学校ではこれが学校内での階級に反映するようになります。

 

 勉強やスポーツができる子は、テストでいい点を取ったり、部活で活躍したりして、先生の覚えもめでたく、クラス内で影響力を持つようになります。

 

 容姿がいい子や、人間関係の構築力が優れた子なども、階級が上になります。

 

 勉強やスポーツができなかったり、うまく友人関係が築けない子は、端っこに追いやられ、いじめられたりします。

 

 本格的な「競争」が開始され、それに応じた学校内の階級が形成されていくのです。

 

 DSの作り上げたピラミッド社会に適応する練習が開始されているのですね。

 

 全員が同じ制服を着るようになるのも、中学校からです。

 

 これは全員同じことをやらなければならないんだよ、ということを意識させることのほかに、全員同じように見えるけど、その中にも階級が存在しているんだよ、ということを受け入れさせる意味もあります。

 

 受験が本格化するのも、中学からです。東京などでは小学校のころから受験に突入することもあります。

 

 ここで各人の学力に応じた、学校の振り分けが行われます。

 

 頭がよくて勉強ができても、先生の言うことを聞かない子は、内申点を下げられ、受験で不利になったりします。

 

 高校からは、振り分けられた後の世界が展開します。

 

 高校は受験を経て入学します。入学時に偏差値によって振り分けられ、適正(?)偏差値の学校を受験することになるので、入学した時点で、みんなほぼ同じ学力の生徒ばかりとなるのです。

 

 もちろんその同じレベルの生徒同士の競争もあります。

 

 しかし、高校では主に、社会における立ち位置に応じた振る舞いを学ぶことになります。

 

 偏差値上位の学校では、奴隷たちを監督する立場の習得、下位の学校ではそれ相応の立場での振る舞いを習得することになります。

 

 そして大学受験を経て、学歴の確定が行われ、大学のランキングに応じて就職先が振り分けられていくのです。

 

 大学を出て就職するときには、自分のランキングを認識し、それに応じた振る舞いができる優秀な奴隷が完成します。

 

 とてもよくできたシステムですね。

 

DSから見た受験勉強の意味

 現在、日本を含む多くの国で、高校や大学を受験させ、その結果で、ランキング順に振り分けを行うというシステムを採用しています。

 

 これはDSにとって、いろんな意味で都合の良いシステムです。

 

 まずは、国民の中で、基礎的能力の高い個体を、ピックアップし、DSの手先として使うことができます。

 

 ランキングの高い学校から、官僚や、政治家、大企業の社員などをピックアップし、ゆくゆくは、国民を支配するDSの奴隷頭として、使おうということです。

 

 ピックアップされた人物には、お金や異性を手に入りやすくし、それなりの地位を与えてあげれば、よろこんでDSの手先として働いてくれます。

 

 一方で、受験において、いい学校に入れなかったひとびとにはトラウマが残ります。

 

 自分は競争に敗れてしまった、この世には自分より優れた人々がいっぱいいて、自分はダメなやつなんだ、というトラウマですね。

 

 このトラウマを刻み付けられた人々は、受験に勝利した人々、自分が敗れた競争相手たち、のことを自分より優れた人々だと思い込んでしまいます。

 

 そしてその人たちを権威と仰ぎ、その人たちの言うことを無条件で受け入れるようになります。

 

 DSの名代である奴隷頭の言うことを、何でも聞いてしまうようになるのです。

 

 こうして自動的に支配と被支配の関係が完成し、ピラミッド社会が成立していきます。

 

 さらには受験勉強の過程で、DSが作り上げたうその歴史やうその科学を一生懸命学び、それを身に着けることによって、全国民にうその歴史や科学を信じさせることができます。

 

 全員に一律に同じ考えを刷り込むことによって、世界線を一本化し、その考えに合わない人々をはじいていく社会が成立していくのですね。

 

 16年の教育カリキュラムを終えた後は、それぞれの人が自動的にDSの作り上げたピラミッド社会の一員として組み込まれ、それを維持するメンバーとなっていくというわけです。

 

 実によくできたシステムですね。