王族の魂に特有の現象
現在、ネット上で転生輪廻の考え方が広く流布し、多くの方々が永遠の魂についての理解を得るようになっています。
それに伴い、ネット上で、「私の過去世は○○姫です」「わたしは○○国の○○王でした」なんていう記事がたくさん出ています。
姫や皇帝・国王なんてそんなにいっぱいいたっけ?みたいな感じですが、これらの過去世のうち、本物と偽物の情報が玉石混交になっているようです。多分名乗っているご本人たちもわかっていないのではないでしょうか?
今回は、自分は○○姫だった、○○王だった、と考える方向けに、その決定的な見分け方をご紹介してみたいと思います。
王侯貴族の魂の見分け方はかなり簡単です。ご自分の幼少時代、中高生時代を思い出してみましょう。
転生の過程で国王や皇帝、貴族、王妃や王女を何度も経験した魂には、幼少時代から青年期にかけて、それらの魂に特有の「王族のブロック」とでも呼ぶべき、独特の精神的ブレーキがかかっています。それは、
「自分の好き嫌いを口に出して言うことができない」というブロックです。
王族のブロックの実際例
幼稚園時代に、先生から「みなさん何色が好きですか~」と聞かれて、まわりの友達が「あか~」「あお~」「ぴんく~」などと言っているとき、ひとりだけ「どのいろもすき~」という子がいます。
さらに先生から「あおは?」ときかれると「あおもすき~」、「あかは?」と聞かれると「あかもすき~」なんて言ってる子がいます。何を聞かれても好きと答えます。これが「王族のブロック」です。
この子自身はほんとは青が好きだったとしても、ぜったいに「あおがすき~」と発声することはできません。言おうとするとのどが詰まって声が出なくなります。何度先生に聞かれても、「どのいろもすき~」としか発声できないのです。
この人は、「どの花が好き?」「好きなお友達は?」と聞かれても、「どの花も好き~」「みんなすき~」としか言えません。本当はヒマワリが好きでも、それを発声することはできず、本当は○○君が好きでもそれを発声しようとすると、声帯が機能を停止します。
なんでこのような現象が起きるのでしょうか?
○○が好きというとどうなるか
このような現象は、王族・貴族として何度も転生するうちに、自動的に形成されていきます。
もしも王族・貴族として生まれた時、○○が好き、○○が嫌いと発声してしまうとどうなるのか、実例をもとに考えてみましょう。
第2次世界大戦終了後、人間宣言を行った昭和天皇は、日本各地を巡行しました。巡行先では地元の人々の大歓迎を受け、料理人たちは地元の最高の名物料理を作って天皇陛下を歓待しました。
その料理はどれもおいしかったのですが、ある日、浜松に巡行した時、夕食にうなぎの3段重ねかば焼きがでました。
昭和天皇は、「これはうまい!」と言ってとても喜び、これをお替りしました。
これが新聞で報道され、昭和天皇はうなぎのかば焼きがお好きなのだという情報が全国に伝わりました。
この日以来、天皇がどの土地を巡行しても、必ず夕食に、うなぎの3段重ねかば焼きが出されるようになりました。
それぞれの土地の名物があるにもかかわらず、天皇がうなぎが好きらしい、という報道を見た料理人たちは、必ず夕食にうなぎのかば焼きを出すようになったのです。
結局昭和天皇は、その日以来、巡行が終わるまでの283日間、連続で夕食にうなぎの3段重ねかば焼きを食べなければなりませんでした・・・。
わかりましたか。王族が「○○が好き」というと、こういう事態が起きてしまうのです。