神の力を封印せよ
教育によるブロックの役割はまだまだあります。
その中で一番大きなものは、魂が神とつながる能力、自由意志による世界創造の能力を徹底的に封印することです。
これまでの記事で述べたように、魂はみな、全能の神の力の一部を分け与えられています。
魂は想いを実現する力があり、自由意志の発動によって、世界そのものを創造していくことができるわけです。
他の魂と自由意志がぶつかり合ったとしても、世界線が分岐し、それぞれ別の世界を創造できるので、全く問題はないわけです。
また魂の持つ自由意志は絶対不可侵で、何人たりともそれに介入することはできません。
たとえDSであっても、悪魔であっても、神自身であっても、これに介入することはできないのです。
しかしこれはDSにとっては悪夢のような能力です。
この能力を発動されて、自由に世界を創造されたら、他者を支配することなんか絶対に不可能です。
というわけで、DSは魂の持つ自由意志による創造能力を、何とか封じようと画策しました。
そしてそれを巧妙に封じるシステムを作り上げたわけです。それが現在の公共教育システムです。
しかし、絶対不可侵の万能の創造能力なんてどうやって封じるの?どうにもならないじゃん、とお思いの方も多いと思います。
しかし、この万能の力にはひとつだけ盲点があります。そのため、たった一つだけ、この能力を封じる方法があるのです。
万能の力を封じるには?
自由意志の力を封じる方法はただ一つです。
それは、魂をちっぽけなものだと勘違いさせ、万能の自由意志の力自身で、自分自身をちっぽけな存在にさせることです。
自分自身が、ちっぽけで無力な存在だと思った魂は、自分自身の持つ万能の力で、自分自身をちっぽけで無力な存在に変貌させます。
全能の力は、何でもできるわけですから、もちろん、自分自身の意志で、自分自身からすべての力を取り去ることもできるというわけです。
現代の教育システムは、すべての魂にこれを実行させることを意図して設計されています。敵ながら、なかなかよく考え抜かれたシステムです。
鎖につながれた象
インドやタイや、東南アジア各国では、象が使役されています。
一日の労働が終わり、小屋に帰ると、象は鎖で杭につながれます。
この杭がまた、小さな杭なのです。
象は大木を根元から引き抜ける力があるのですから、こんな杭なんてその気になればさっさと抜いて逃げることができるはずです。
でも像は杭を引き抜こうとはしません。おとなしくつながれたままになっています。
どうしてこんなことが起こるのでしょうか?
じつは、象は生まれてすぐに杭につながれます。まだ赤ちゃんなので、力がなく、杭を抜くことができません。
赤ちゃん像は引っ張っても体当たりしても、杭がびくともしないのを見て、やがて杭を抜くのを諦めます。
こうして像は、杭は絶対どうにもならないものなんだ、と思い込んでしまうのです。
この思い込みは、大人になっても続きます。
大人になって、杭なんか軽く引き抜ける力がついても、赤ちゃん時代の「杭とは絶対どうにもならないものだ」という思い込みを引きずって、杭を引き抜こうとは思わなくなってしまうというわけです。
トラウマを植え付ける教育
これはもちろん、象だけではなく、人間に対しても当てはまる現象です。
すでに述べたように、魂は一定期間ごとに地上に転生してくることになっています。
この時、転生効果を高めるために、過去の転生の記憶や、元いた高次元世界の記憶は封印されます。
その後、この世界に誕生し、両親によって養育され、この世界のことを学んでいくわけです。
このとき、生まれてから5歳ぐらいまでは、自由意志による創造の力は、転生システムによって封印されています。
全く何の情報もない状態で、自由意志を発動されると、両親をはじめとする養育者がとても困ったことになるからです。
生まれてから3歳~5歳までのあいだは、スポンジのように情報を吸収し、この世界の仕組みを学んでいきます。
このときに、両親や幼稚園、保育園の先生から、「~しちゃだめよ」といわれます。それでも「~したい」といっても制止されてしまいます。
これによって、自分がやりたくてもできないことがあることを意識します。
小学校に入ると、集団生活が始まり、厳しいルールのもとに時間通りの生活を強いられ、自由にふるまおうとすると先生に制止されます。
どんなに文句を言っても、絶対に小学校のルールが変わることはありません。ほどなくして、子供は、学校のルールは自分の力では絶対に代えられないと思い込み、抵抗をあきらめてしまいます。
これはちょうど、赤ちゃん象が杭を抜こうとしてもがき、結局どうにもならなくて抜くのをあきらめる仕組みにそっくりですね。
結局子供たちは、10歳ぐらいまでに、自分はちっぽけな存在で、自分一人がどんなに頑張っても、周りの環境は変えられないと思い込まされてしまうわけです。
また、生まれた直後に1歳から3歳ぐらいまでに何本も打つ、○○種混合、などのワクチンは、魂が天上界や神とつながる部分を阻害する成分が含まれているという、情報もあります。
結局、魂が本来の力を取り戻すはずの5歳から10歳までの間に、徹底的にトラウマを植え付けられ、自分は一人では何もできない存在であり、周りのルールに従って生きるしかない存在である、という考え方を植え付けられてしまうわけです。
受験勉強のストレス
中学校以降は、これとともに、権威に従う訓練がなされていきます。
これは主に受験勉強と、それによる順位付け、学校の振り分けを通じて行われていきます。
受験は全国的には高校受験から、大都市の一部では中学受験から開始されます。お受験と呼ばれる、小学校や幼稚園の受験をする人たちもいます。
受験に必要な科目は広範囲にわたり、膨大な暗記と問題を解く訓練が必要です。
これが可能なのは、転生の過程で徹底的に学問レベルを上げている魂だけなので、ほとんどの魂にとっては、とんでもない過重負担となっています。
たとえ英語ができたとしても、数学ができない、理科ができない、なんていう人はざらにいます。
しかし、問答無用ですべての科目を勉強させられます。
この過程で、「おまえはだめだ」「こんなこともできないのか」なんて言われ続け、魂はすっかり参ってしまいます。
結局魂は、私は本当にダメなんだ、なんて勘違いしてしまい、またもや魂の力は大きく制限されてしまいます。
さらには、勉強のできる人がいい学校へ行き、高い評価を得ていくのを見て、「すごいなあ」と思い、「あの人は私より優れた人なんだ」なんて思いこんでしまいます。
受験勉強を突破し、いい学校に行った人は、DSにスカウトされ、DS支配の一翼を担う、官僚や、学者や、医者、弁護士、大企業の社員などになっていきます。
これによって、これらの人たちの権威を自動的に受け入れ、偉い人は自分より勉強ができたんだから、自分よりすごい人なんだ、考えるのは彼らに任せて、自分は考えるのをやめよう、なんてことになります。
結局高校や大学を卒業するときには、自分はちっぽけな存在であり、自分より偉い権威ある人の言うことを聞いて、従えばいいんだ、という考え方が刷り込まれてしまうのです。
自由意志の創造力は見事に封印され、魂は自分自身の持つ全能の力で、自らをちっぽけで何もできない、偉い人の言うことに従うだけの存在にしてしまうというわけです。
封印を解除するには
まあ、よくできたシステムです。
まさか、全能の力を持つ魂の自由意志の力を、各魂自身の全能の力を用いて封印するとは。それを全人類にやらせるとは。
これを考え出した悪魔は本当に頭がいいと思います。
なんて感心している場合ではありません。
黄金時代を開くには、それぞれの魂が、この封印を解除し、魂が本来持つ力に目覚める必要があります。
封印を解除するのは簡単です。
杭につながれた象に、杭を引き抜かせるにはどうするのか、考えてみればいいのです。
象に対して、君はすごい力を持っているんだよ、そんな杭なんか簡単に引き抜けるんだ、というだけではなく、
なぜ現在その杭を引き抜こうとしないのか、どういうカラクリでそれを引き抜けないと思い込んでいるのかを説明し、それを納得させればいいのです。
それぞれの魂が、魂本来の持っている力を認識すること、現在なぜその力を発揮できなくなっているのか、
どういうカラクリでその能力が封印されているのか、を理解させればこの封印は解除されます。
まずはみなさん自身が、封印の解除を実行しましょう。
みなさんの持つ無限の力を開放し、それを用いて、自らの望む世界を創造しましょう。
そして、周りの人々に、なぜあなたはそんなことができるのかを説明し、周りの人たちの封印も解除してあげましょう。
それが実現した時、すでにこの地球のアセンションは完了し、この地球は次元上昇を達成しているでしょう。
その時、あなたの目の前に広がっているのが、黄金時代そのものなのです。