中国の悪事を全世界が知る
中国からの度重なる謝罪と賠償の要求
コロナ後の日中関係で日本に有利に働くの2番目の事態は、中国が行っていることを全世界が知るようになったということです。
これまで日本はさんざん中国に悩まされてきました。
中国は自らを第2次世界大戦の戦勝国と称し、敗戦国の日本は中国の言うことを何でも聞くべきだ、とばかり、理不尽な要求を日本に対して繰り返してきました。
日本は二次大戦中に、満州および中国本土を侵略し、多数の中国人を虐殺し、中国人の富を奪い取った。日本はこれらの行為に対し、中国人民に心から謝罪し、賠償をしなければならない、という主張です。
日本は中国を占領し、植民地化する野心のもとに中国を侵略し、南京では30万人の中国の一般市民を虐殺し、満州を植民地化して過酷な政策で中国人から搾取したと彼らは言います。
繰り返される中国への謝罪
しかもこの主張は一回で終わるものではありませんでした。
わが国では田中角栄以来、歴代の首相たちが中国への謝罪を繰り返し、そのたびごとに中国に賠償金やら借款やら対外援助やらの名目で、お金を支払っていました。
これらの中国の主張は全てうそです。
そもそも中華人民共和国は1949年に建国されました。第2次世界大戦が終結したのは1945年です。戦争終結後4年たってできた国が、4年前に終わった戦争に勝利できるはずがありません。
中華人民共和国は戦勝国でも何でもないのです。その他、中国の主張が全てうそであることは、拙著
で詳しく解説しています。併せてご参照ください。
2012年12月に民主党政権が倒れ、第2次安倍政権が発足しました。安倍晋三首相はこれ以来現在までずっと首相の座を維持しています。
安倍政権では、相変わらず中国に謝罪はしているのですが、中国からの金銭的要求には一切応じなくなりました。さらには中国からの理不尽な非難に、しっかり反論できるようになりました。
しかし中国はその後も第2次世界大戦中の日本の行為を非難し、謝罪と賠償を要求する主張を繰り返しています。
なぜ中国は、歴史的事実を捻じ曲げ、あるはずのない証拠をでっちあげてまで、このような主張を繰り返すのでしょうか?