イギリス王室をめぐるスキャンダル
イギリスのエリザベス2世をめぐって、最初にマスコミをにぎわせたスキャンダルは、前記事で述べた、カナダ原住民5万人虐殺事件です。
概要は前記事で述べたとおりですが、エリザベス女王とローマ教皇が、モホーク族の研究所の寄宿舎の地下で、モホーク族の子供を悪魔に捧げる儀式を行い、アドレノクロムの抽出を行っていたことが明るみに出たのでした。
さらにはこの研究所には、チャールズ皇太子や、ウィリアム王子、アンドリュー王子が足しげく通い、広大な敷地の地上部分で「狩り」を行っていたことが、従業員の証言によって明るみに出ました。
狩りなんか別にやったっていいじゃないか、王族はよくやってるだろ、って、まぁそれはそうなんですが、ここで問題になったのは、狩りの対象が、鹿でもなく、キツネでもなく、モホーク族の子供だったということです。
馬に乗って銃を持った王子たちの前に、3~4人の子供たちが解き放たれ、王子たちは馬に乗って、子供を追いかけながら次々と銃で撃ち殺していく、という行為が、日常的に行われていたそうです。
これらはもちろんイギリス国内で大問題となり、連日ワイドショーをにぎわせました。その後、2013年に、国際慣習法法廷による、ローマ教皇とイギリス王族に対する懲役25年の判決も出ました。
しかし子供狩りについては、目撃者の証言だけで物的証拠が存在せず、慣習法法廷による判決は、強制力がないため、結局イギリス王室のメンバーを罰することはできず、事件は風化していきます。
エプスタイン事件の衝撃
この状況に冷や水を浴びせたのが、2,019年7月に発生したエプスタイン事件です。事件の概要についてはすでに何度も説明したので、割愛させていただきます。
エプスタインの顧客リストに、チャールズ皇太子の弟であるアンドリュー王子の名前があったのはすでに述べたとおりです。
またアンドリュー王子は、エプスタインのプライベートジェットであるロリコン・エクスプレスの搭乗者名簿にも名前が載っており、エプスタインが撮影した儀式の記録映像にもしっかり映っていました。
こちらは動かぬ証拠が出てしまったわけです。イギリスのマスコミはもちろん連日大騒ぎです。
アメリカはアンドリュー王子の逮捕状を発行しましたが、アンドリュー王子はイギリス国内にこもり、かたくなに容疑を否認しました。
ところがここで、かつてエプスタインの性奴隷だったと称するヴァージニア・ロバーツという女性が、アンドリュー王子と性的関係にあったことを告白、王子と一緒に写った写真を公開してしまったのです。
左の男性がアンドリュー王子、真ん中の、王子が腰に手をまわしている女性がロバーツさんです。後ろにいる女性はギレイン・マックスウェルという人物で、エプスタインの腹心で、エプスタイン島の女性の調達係をやっていた人物です(2020年7月3日逮捕)。
写真の場所は、マックスウェルの自宅で、ロバーツさんはマックスウェル氏に騙されてここに連れてこられ、この後、アンドリュー王子と性的関係を結んだそうです。詳しくは下のリンクの記事をご覧ください。
これはアンドリュー王子に関する嫌疑を大きく裏付けるものでした。さらに問題だったのが、このときロバーツさんは17歳で、アンドリュー王子には、未成年者淫行の疑いもかけられたというわけです。
アンドリュー王子、記者会見で炎上
アンドリュー王子はこの写真について「合成写真だ」と強弁しますが、イギリス国民は納得せず、そうこうするうちにつぎつぎとアンドリュー王子と性的関係を結んだ被害者が名乗りを上げて、収拾がつかなくなります。
ついにアンドリュー王子は、11月16日、イギリスの国営放送、BBC の単独インタビューに応じ、嫌疑を晴らそうとします。
しかしこのインタビューが完全に火に油を注ぐ結果となりました。インタビューの内容については、以下のリンク内の動画をご覧ください。
イギリス国民が怒りを増幅させたのは、このインタビューの中で、アンドリュー王子は被害者女性に対する謝罪や、自らが行った行為への反省を一切示さなかったことです。
それに加えて、問題となったのは、インタビューの中の次のセリフでした。
少女たちと性的関係は結んでいない。もし男なら、セックスというのはポジティブな行為であって、少なくとも必要な行為です。
なので、そのようなポジティブな行為を忘れることもできない、といえると思います。
しかしながら、この件に関しては、いくら考えてみても全く記憶にありません。何もない、ということなんです。
このセリフがイギリスの女性たちの怒りを買い、王室のSNSが大炎上、もはや収拾がつかなくなります。
これ以上かばいきれないと判断したエリザベス女王は、11月20日、アンドリュー王子を、王族としての公務や公の行事から追放する声明を発表しました。
アンドリュー王子はついに、王室を首になってしまったわけです。
さらに続く王室バッシング
しかし王室についての疑惑はなかなか収まりません。この時期には、カナダのモホーク族の話が再び持ち上がり、あれは本当だったのではないかとささやかれました。
そのほかにも、イギリス王室のメンバーは人間ではなく、トカゲのような姿をしたレプティリアンであり、ダイアナ妃はそれを知ってしまったために、王室によって暗殺された、という話も持ち上がりました。
エリザベス女王がレプティリアンだという話は、2016年に、ロシアのプーチン大統領が述べています。それが再び再燃したわけです。ちなみにプーチン大統領は、トランプ&Qアノン側の人物で、今回のディープステート掃討作戦に協力しています。
イギリス国民は、アンドリュー王子がやっていたことを、チャールズ皇太子やエリザベス女王もやっていたのではないかと疑い始めたということです。
疑いをそらすために作られたヘンリー王子のスキャンダル
策に窮した王室は、とりあえず、一般国民が好みそうなもう一つのスキャンダルを作り上げ、国民の目をそらす作戦をとります。
それがヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱スキャンダルです。
このスキャンダルは見事にイギリス国民の心をとらえ、ワイドショーは連日この話題で持ちきりになりました。
もちろんこれは両者納得ずくのプロレスですので、ヘンリー王子は王室を離脱しても称号の使用はできますし(使用しないのが”望ましい”だけ)、年100億円余りの生活費も支給され、何の問題もないわけです。
これで2020年1月まで、何とか国民の目をそらすことができ、国民はヘンリー王子に気を取られて、エリザベス女王及びチャールズ皇太子の追及を忘れてくれました。まさにトカゲのしっぽ切りですね。
このままみんな忘れてくれればいいな、と思ったのでしょうが、その間もNSAの調査は着々と進行し、エリザベス女王主導の児童人身売買、虐待、虐殺の証拠は固められていきました。
バッキンガム宮殿掃討作戦
イギリス王室の掃討作戦は、2020年3月25日から4月10日にかけて行われました。
アメリカ・イギリス合同の特殊部隊が、ロンドンの地下トンネルに突入し、バッキンガム宮殿地下施設から、多数の子供たちを救出、エリザベス女王、チャールズ皇太子を中心とするイギリス王室のメンバーと、ジョンソン首相を中心とするイギリス政財界のディープステートメンバーを逮捕し、地下施設を爆破します。
ここまではいつもと同じなのですが、問題なのはこの事後処理です。エリザベス女王はディープステートの最高司祭らしいですが、それでも現職の他国の女王です。ジョンソン首相も現職の政府首班ですね。
これらの人々がいきなりいなくなってしまったら、イギリスは大混乱をきたし、その後の他国における作戦にも支障をきたします。
かといって、児童人身売買の犯人をそのまま生かしておくことはできません。トランプ大統領はどのような方法でこの問題を解決したのでしょうか。
全員一度コロナにかかって回復
ヒントは、ジョンソン首相も、チャールズ皇太子も、エリザベス女王も、みな一度新型コロナウィルスに感染したと報道され、のちに回復したとして公務に復帰していることです。
政府の要人たちが、全員コロナに感染し、その後回復なんてことがあるでしょうか?
これは実は、以前述べたロンメル死の発展型です。
例えばチャールズ皇太子は3月25日に新型コロナウィルスにかかって入院し、4月3日に退院しています。
これは3月25日に逮捕され、ロンメル死を選択して処刑され、4月3日に別人にすり替わって公務に復帰したということです。
ジョンソン首相は4月6日に新型コロナウィルスが重症化して入院し、12日に退院していますが、これも同じです。
あまりにもいなくなった時の影響が大きい人物は、とりあえず処刑して別人にすり替え、すべて終わった後に、改めて発表するという作戦のようです。